硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目
スズキ系スズキ目スズキ目スズキ亜目
ムツ科ムツ属
クロムツ
Scombrops gilberti (Jordan and Snyder)
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物知り度/★★ 知っていたら達人級
食べ方◆刺身/塩焼き/鍋/煮つけ/
ムニエル/フライ/唐揚げ
◎非常に美味
市場での評価・取り扱われ方◆■量的には少ないが定番的な魚である。高値安定。ときに非常に高価。
ヘダイの基本◆
■昔は惣菜魚であった。
■ムツよりも大型になる。
生息域◆北海道南部以南、本州中部太平洋岸。
生態◆
産卵期は10月から3月。
稚魚、幼魚は磯場や浅い湾内にいる。
成魚は水深200メートルから700メートル。
大きさ◆60センチ前後になる
漁獲方法◆釣り/底曳網
漢字◆「黒」に「魚偏に陸」。
由来◆
脂っこいことを「むつっこい」、「むつこい」、「むっちり」などというに由来。脂ののっている魚の意味。そのムツの黒いもの。
呼び名・方言◆
呼び名などはムツと重なる。
「ロクノウオ」。江戸時代、仙台伊達藩主は代々陸奥守であったため、「むつ」と呼ぶことをはばかって。「ろく」は「六」であり「むつ」を表す。
子供は浅い場所に、親は深い場所に、ともに暮らさないので「オンシラズ」。
「ムツゴロウ」、「ツノクチ」、「メダカ」。
釣り◆
■水深200〜300メートルを胴つき仕掛けか天秤しかけ、餌は以下の短冊でねらう。
◆食べてみる◆
 大きい方がうまい。寒くなって2キロを超えるものを刺身や鍋物にすると最上の味わいとなる。難点は身が柔らかく身割れしたいこと。
 刺身は脂があってトロっとして美味。
 また煮つけ、塩焼きは天下一品。
 卵巣は「むつ子(むつこ)」と呼ばれて非常にうまい。
 他にはフライにもムニエルにも、料理を選ばずに美味。
 残念なのは高すぎることくらいだ。
同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
参考文献/『新釈魚名考』(榮川省造 青銅企画出版)、『魚と貝の事典』(望月賢二 柏書房)
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