二枚貝綱マルスダレガイ目ユキノアシタガイ科 オオミゾガイ Siliqua alta
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魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
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魚貝の物知り度/★★
■決して珍しいものではないが、入荷は多くない。美味でしかも今のところ安いのでお買い得。値段はキロ当たり仲買で800円から1200円ほど(2007年現在)
生息域◆東北以北の内湾の砂地に棲息。生息域は「ほっきがい(ウバガイ)」などと同じ。
大きさ◆ 20センチほどになる。マルスダレガイ目では大型
漢字◆「大溝貝」
呼び名・方言◆北海道では標準和名を使用。地方での呼び名の情報を求む
食べ方◆
湯引き/茹でる/バター焼き/みそ汁

 産地はほとんどが北海道。
 北海道斜里第一漁協にお聞きしたところ、「ほっき漁(ウバガイ)」に混ざるのだという。この漁では他に「白貝(斜里では「ひらがい」。サラガイ、アラスジサラガイ)である。この点からも他の「ほっき漁」をしている漁港でもあがるものだと思われる。
■20センチほどになり、殻が薄いので歩留がよく、値段も安い。殻から身をはずして砂などを洗う。水管と足の部分が刺身になる。刺身の作り方は下記。他にはバター焼き、吸い物、みそ汁。熱を通しすぎると
寿司に関しては寿司図鑑へ!
●北海道網走産。八王子総合卸売協同組合、丸幸水産
1/まずは貝を剥く。オオミゾガイは貝殻が柔らかいので、器具(貝剥き)がなくても簡単に剥ける
2/左手は水管。真ん中に鰓やワタ(内蔵)がある。この鰓を中心にたくさんの砂を噛んでいる
3/足を切り離し、水管を割き、鰓とワタ(内蔵)を取り去る。手荒く扱うと足の色素がとれてしまう。この色素がトリガイのように「良し」とするのか、むしろこそぎ落とすべきかわからない
4/これを流水でよく洗い、徹底的に砂を落とす。
5/よく洗ったものを熱湯に数秒くぐらせて氷水にとる。ここでもう一度砂を落とす
6/これが出来上がりである。これを刺身として食べる、もしくは寿司ネタともなる。小振りの寿司なら4かん、大振りでも3かんはとれる
オオミゾガイの貝殻の内側は透明感のある白であり美しい。ボクはオオミゾガイのお造りの盛りつけには必ず貝殻を使う。
たぶんオオミゾガイを食べた経験を持つ人は少ないだろう。これほどうまい貝なのにあまり出回らないのは「ほっきがい」の漁の混獲物であるかららしい。また仲買などでも知る人が少ないというのも値がつかない原因だ。
甘味もあり、旨味も少なくない。貝独特の風味も楽しめる素晴らしい食材である