サケ目キュウリウオ科ワカサギ属 ワカサギ Hypomesus nipponensis
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魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
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魚貝の物知り度/★★★★
■冬に入荷の多いもの。子持ちはとても美味。値段はあまり高くない
旬●秋から冬、そして早春
●漢字「公魚」、「若細魚」。参考文献/『魚と貝の事典』(望月賢二 柏書房)
塩焼き/天ぷら/フライ/煮物ほか
 島根県、利根川以北の本州、北海道。淡水でも生息できるので日本各地の山上湖やため池などに移植されている。
 ワカサギには海で成長して河川に上り産卵するものと、湖などに陸封されたものがいる。産卵期は春。北海道では春から初夏。産卵後は一年で死ぬものが多いが、2年生きるものもいる。
 2004年に市場で見かけるのは青森県小川原湖、茨城県霞ヶ浦などの昔からの産地であるが、琵琶湖産のものも再三くるようになった。80年に出版された『湖国びわ湖の魚たち』に琵琶湖ではほとんど繁殖していないと書かれているので不思議である。山上湖や北海道での湖に張った氷の上でのワカサギ釣りは冬の風物詩である。
■島根県宍道湖の七珍という名物魚貝類のひとつ。当地では「あまさぎ」と呼ぶ。塩焼きに、天ぷら、フライ、紅梅煮、佃煮、とワカサギ料理はきりがない。
●北海道サロマ湖産。北海道常呂郡佐呂間町、多田商店
●参考文献『新 北のさかなたち』(北海道新聞社 監修/水島敏博、鳥澤雅 編/上田吉幸、前田圭司、嶋田宏、鷹見達也
ワカサギとチカは似ている。漫然と見ているとわからなくなる。そんなときの見分け方は尻ビレと背ビレの位置関係を調べるのがいい。ワカサギの尻ビレの前方端(赤)背ビレの端(黒)よりも前にある。チカは逆に尻ビレの前方端(赤)が後方にあるのだ。(赤/尻ビレの線 黒/背ビレの線)
やはりうまいと思う定番の天ぷら。天つゆでも、面白いのはソース、マヨネーズでもうまい
長野県下諏訪町丸六本山商店のワカサギの佃煮。なかなかうまい佃煮には出合わないものであるが、これは優れもの。甘過ぎないのがいい