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硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目カワビシャ科クサカリツボダイ属

クサカリツボダイ

魚介の物知り度

★★★★ 知っていたら達人級

学名 Pseudopentaceros wheeleri Hardy
外国名 英名/Pelagic armorhead, Slender armorhead
同科同属 他のカワビシャ科の魚へはここから!
漢字・由来 漢字/草刈壷鯛
由来・語源/和名は東京都水産試験場に勤務していた草刈正氏が標本を提供したことにちなんでいます。壷鯛は不明。
地方名・市場名

形態 側扁する。一見イサキに似ていて、全体が茶褐色もしくは灰色。
生息域 海水魚。房総半島以南、駿河湾から南。天皇海山、ニュージーランド、南アフリカなど。
水深300~500メートル。海山の平坦なところに分布。
生態 クサカリツボダイは各海山で11月から2月の冬季に産卵し、産卵は毎年繰り返される。
稚仔魚は海山の表面付近に分布。その後、海流にのって北東太平洋の表層域に移動。
幼魚期を北東太平洋で1.5~2.5年ほど過ごした後、各海山海域へもどってくる。
海山で毎年産卵し、4~5年で死亡すると考えら れている。
一般的評価 干物の定番的なもの。
関東では一般人でも「つぼだいの干物」として知られている。
ただし本種自体の知識はほとんどないのでは、と考えられる。
クサカリツボダイの干物はスーパー、魚屋、デパートなどでもおなじみのもので、原料(本種)のことも知っておくべきだと思う。
水産基本情報 水産物としての重要度/★★★=一般的な水産物(干物原料としては重要)
市場での評価/ときどき冷凍魚として見かけることがある。知名度がないので安い。主に干物原料として重要なもの。
漁法/底曵網
産地/天皇海山
1967年にソ連(ロシア)のトロール船で北太平洋の天皇海山(ミッドウェーからアリューシャン列島につながる)で発見され、資源開発がなされた。日本も1969年より試験的操業を始めた。1970年代こそ2~3万トンの水揚げをみたが、その低調なものとなっている。
雑学
選び方
味わい・栄養 味の評価/★★★★=非常に美味
生で食べる機会はほとんど皆無だと思われるが、刺身は抜群にうまい。
塩焼き(干物)、煮つけなど味のいい魚だ。
調理法 料理法/料理法/刺身(鮮魚なら)、塩焼き(干物)、煮つけ、ムニエル、フライ
食べ方 刺身は脂がのっており、甘みがあって美味。



また焼くと、脂から来る甘みが感じられる。当然干物は脂がのっていて美味。
またとろっとした白身で、ほどよく口の中でほどける。



煮つけにしてもすこぶる美味だ。
鮮魚はすしネタとしても非常に優秀。
クサカリツボダイの寿司に関しては寿司図鑑へ!
好んで食べる地域
加工品・名産品 干物
釣り
参考文献 『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)、『おさかな通信』(水産総合研究センター 平成17年2月9日)、『第62回遠洋水産研究所談話会要旨 クサカリツボダイの資源生物学的特性について』(柳本卓)



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