|
物知り度/★★★ 市場での評価・取り扱われ方◆市場には冬に少ないが出回る。年々入ってくる鮮度がよくなっていることに注目したい。安い 生息域◆日本海、オホーツク海、黄海東部の水深200メートルから1800メートル。 生態◆調べているところ 大きさ◆30センチ前後になる 漢字◆「野呂玄華」。参考/『魚と貝の事典』望月賢二 柏書房 由来◆動きがノロノリしているため。参考/『魚と貝の事典』望月賢二 柏書房 呼び名・方言◆日本海でのエゾバイガイ科の貝(つぶ)のカゴ漁やズワイガニ漁に混獲され、捨てられてきた。それで「下魚(げぎょ)」がなまってゲンゲになったと言われている。日本海各地で「げんげ」「げぎょ」「げんぎょ」、また「とぎ」、「どぎ」。秋田県にかほ市では「すがよ」。煮ると粘液がでてブルブルするから「ぶる」、水っぽいので「水魚(みずうお)」。 食べ方◆ 汁/鍋/みそ汁/干物/唐揚げ 主に産地で食べられてきたもの。関東などで見かけるようになったのは2000年ころからではないだろうか? ◆食べてみる◆ 冬から早春にかけての日本海側では、本種を名物に仕立て上げて「げんげ汁(呼び名いろいろ)」を盛んにマスコミがとり上げる。しかしこの「げんげ汁」、地元で食べると、粘液が透明に煮こごりうまいのだが、鮮度がおちるととたんにまずくなる。澄まし仕立ての汁にするときには鮮度に注意すべきだ。他に同じ仕立てで鍋もあるが同様である。 秋田県南部ではエビとともにみそ汁にするというが、鮮度が悪いときにはこちらのほうがうまそうだ。 また新潟県では干物にする。よく干し上げてカラカラになったものだが、非常に味がいい。冬から早春までの季節の味、ぜひ食べてみるべし。 ●干物は新潟県上越市、片岡鮮魚店 ●秋田県雄勝郡羽後町の佐藤順さんに情報をいただきました ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
|||||
|
||||||