甲殻類十脚目短尾下目クモガニ科ズワイガニ属 ズワイガニ(メス) Chionoecetes opilio(O.Fabricius,1788)
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魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
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メス(せいこがに、こうばこがに)
魚貝の物知り度/★★★
■秋から冬にかけて入荷するもの
 茨城県以北の太平洋側、日本海以北の深海に生息。
 ズワイガニの雄は、鳥取県で松葉蟹、福井県で越前蟹など稀代の名物である。この日本海側で、この雄がにのない冬は考えられないだろう。ただしこれがあまりに高価に過ぎて、例えば1ぱい最低でも4千円は覚悟しなければ手に入らない。これがメスがになら400円から800円で手軽に手に入る。これは日本海の町々の庶民に味。これがおやつであったなんていうこともあったらしい。それがである、このメスガニすら、当節輸入物が跋扈する有様。産地としては日本海の町の名が書かれているものの隅のほうに『朝鮮民主主義共和国』の文字が見える。
●メスがには「せいこがに」「めがに」「香箱(こうばこ)がに」と呼ばれる
■身は少ないものの味はいい。「雄よりうまい」というほどではないものの、甘みといい旨味といい素晴らしいの一語につきる。またメスならではの内子のうまさたるや、至福の気持ちを味わえる。ちなみにメスがにの選び方は外子が少ないほどいいということ。
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→(左)外子。これが少ないものを選ぶ。外子はじゃきじゃきと少しもうまくない
(右)内子は鮮やかなオレンジ色。濃厚な旨味と後を引く甘み。これがなくちゃつまらない