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硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系
スズキ目スズキ亜目ウミタナゴ科ウミタナゴ属
マタナゴ
(旧ウミタナゴの内
マタナゴ型)

Ditrema temminkii pacificum
Katafuchi and Nakabo, 2007
他のウミタナゴ科の魚へはここから!
検索条項
●前鰓蓋下縁前方の黒点を欠く (ウミタナゴは黒点が存在)。
●腹鰭棘に沿って黒線が存在する (ウミタナゴは腹鰭基部に黒点が存在)。
●背鰭棘条数がやや少ない (普通 9 または 10  ウミタナゴは10 または 11)。
●背鰭軟条数がやや多い (最頻値 21  ウミタナゴは最頻値 20)。
●胸鰭・腹鰭・尾鰭がやや長い。
『東アジア産ウミタナゴ属魚類の分類学的再検討』(片渕弘志・中坊徹次)を引用、参考にしました
魚貝の物知り度/★
知っていたら学者級
食べ方◆
たたき(みそたたき)/
塩焼き/煮つけ
△料理法によっては美味
市場での評価・取り扱われ方◆市場ではときどき見かける。
生息域◆関東以南の太平洋沿岸。(ウミタナゴ D. t. temminckii は主に日本海沿岸に分布)
生態◆沿岸のアマモ場などに普通。
胎生で雌(めす)は秋に排卵、交尾、4月から5月にかけて出産される。出産した仔魚はすでに5センチ前後から7センチもあり、すぐに泳ぐことができる。1回の出産数は3から86匹。
漁獲方法◆定置網/釣り
大きさ◆25センチ前後になる。
漢字◆「真」と「たなご」は変換できない。
由来◆海にいて淡水のタナゴ類に似る。「真」は調べているところ。
呼び名・方言◆市場では単に「たなご」
その他各地ではウミタナゴ属は混同されている。
ウミタナゴ科の魚の呼び名・方言のページへ
釣り◆東京湾、相模湾で「たなご釣り」といえば本種がねらい。淡水の超小物釣りを指すわけではないからご注意を! この冬から早春にかけてのウミタナゴ釣りは相模湾、東京湾などでの風物詩だ。防波堤などで手軽に釣れるために人気がある。

 相東京湾、相模湾ではマタナゴ(旧ウミタナゴ、マタナゴ型)が多く、アカタナゴが少ないように思える。
◆食べてみる◆
 旬はよくわからない。
 相模湾などでは一般に塩焼き、煮つけなどにして食べている。
 
また、岩手県を南から北に海岸線を旅した折に田野畑の『本家屋旅館』で出してくれた1品が忘れがたい。三枚卸しにして皮を引き、腹骨、血合い骨をとって細かくみそ、ネギなどとトントンとたたいたもの。これは誠に酒を盗む代物、深酒に注意が必要だ。
同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)、『東アジア産ウミタナゴ属魚類の分類学的再検討』(片渕弘志・中坊徹次)を引用、参考にしました
●神奈川県産
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