アカタチ

アカタチの生物写真

体長40cm前後になる。体側に黄色く丸い斑紋が並んでいる。

魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★
まずくはない
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目アカタチ科アカタチ属
外国名
Yellowspotted bandfish
学名
Acanthocepola krusensternii (Temminck & Schlegel,1845)
漢字・由来
漢字 赤太刀
由来・語源 神奈川県三崎での呼び名。姿から。
地方名・市場名
カタナウオ(刀魚)/和歌山県和歌山市雑賀崎
ミコノオビ/広島県倉橋島・広島市(20170711)
ミコノヒモ/広島県広島市(20170711)
アカサアベラ、アカシ、アカダチ、アカヒモ、アカヘエジ、アナダイ、カタナウオ、キヨウノウオ、クスナ、ケイセイノオビ、サケノウオ、シャケノウオ、スナウオ、タイマツイオ、チガタナ、チンコロ、ナガタナ、ナガタナノウオ、ナガタン、ナキリ、ネコノモツトイ、ヒナウオ、ヒノシタ、ヒボイオ、ミコ、ミコノヒモ、ミコノモツトイ、ミテフレ、ミフレダイ、ミヤジマノヘコノオビ、リュウグウノタイマツ、リウノカンノヒトボシ。

概要 ▽

生息域

海水魚。大陸棚砂泥地。
新潟県〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、相模湾〜九州南岸の太平洋沿岸。韓国木浦、台湾、広東省・広西省、海南島、インドネシアフロレス島。

生態

基本情報

底曳き網などでとれるもので、産地周辺でのみ利用されているもの。食べ方に工夫を要するので余計に産地だけでの流通になるようだ。実際に食べてみると美味しい魚なので、地域性を出すのに一役買いそう。

水産基本情報

市場での評価 産地周辺でのみ細々と売り買いされているもの。安い。
漁法 底曳き網
産地 和歌山県

選び方・食べ方・その他 ▽

選び方

味わい

栄養

寄生虫

赤みの強いもの。目が澄んでいるもの。触って張りのあるもの。

食べ方・料理法・作り方

料理法 生食(背ごし)、煮る(煮つけ)、焼く(干もの)、揚げる(唐揚げ)
「干もの」。生のままで焼くよりも軽く干して焼いた方がいい。皮目に甘いような独特の風味がある。
「唐揚げ」。干ものにして尾の方は焦げやすいので切り落とす。この部分を唐揚げにしたもの。実に香ばしく、独特の風味が楽しめる。

好んで食べる地域・名物料理

和歌山県和歌山市雑賀崎。
「背ごし」。鱗、背鰭、尻鰭などを取り、木口から薄く切り離していく。これを生酢(九重酢)につけて、しょうゆ、塩、化学調味料などで味付けして食べる。[金栄丸 和歌山県和歌山市雑賀崎]
「煮つけ」。水洗いしたものを水から煮て、味つけを「金牌しょうゆ」、もしくは「ニシコ醤油」だけで味つけしたもの。酒、みりんなどは使わない。

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど

参考文献 ▽

協力/金栄丸(和歌山県和歌山市雑賀崎 雑賀崎では船から直接魚を買うことができます)、吉文(広島県広島市広島中央市場)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)


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