ほっき飯
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貝を剥く。ほっきは初めてでも簡単に剥ける
水管は半分に開いて皮を取り去る。そして水洗い。これら刺身に使えないところを、ほっき飯に使う
左が、ほっき飯用、右が刺身用。
ぜんぶ炊き込みご飯に使ってもいいし、水管などを炊き込みご飯に、刺身に出来る部分を炊きあがったご飯に盛りつけてもいい。
水管、ヒモなどを細かく刻む
しょうゆ、酒、みりんなどの地でさらっと煮る。このとき炊きすぎないこと
地と身を分ける。そして地を一度漉してから、米の分量に合わせて水を足す。このとき塩かしょうゆで味加減する
釜に総て入れて炊きあげる。このとき一片のしょうがを入れる
 福島県浜街道にウバガイ(ほっきがい)を使った郷土料理「ほっき飯」がある。大量にとれる、ウバガイの炊き込みご飯なのだが、きっと昔はほっき貝をワタでも何でも大ざっぱに刻んで味つけをして炊きあげるものだろう。ただこれでは野趣にすぎる。また最近の作り方は、まずワタ以外のところをしょうゆやみりん酒などで煮て置き、別に炊きあげて味つきのご飯に混ぜ込むというもの。またこの作り方でも見た目はいいが、絶対にうまい炊き込みご飯、また混ぜご飯は作れない。
 そこで見た目は悪いが、うまい「ほっき飯」を作りたいと思い、工夫したものを作ってみた。炊きあがりの地味なことから、ちょっと料理屋の商品には出来ないが、「食べてうまい」を第一に作る。また料理屋なら後から軽くしょうゆ炊きした身を散らして欲しい。

●作り方
 まず、1合に1個弱を目安にほっき貝(ウバガイ)を買ってくる。大小で量を加減する。また炊く米の量が多ければ比率的に貝は少なくていい。貝以外にはしょうが、また盛りつけに三つ葉などを使ってもいい。調味料は薄口しょうゆ(濃い口しょうゆなら塩も必要)、みりん、酒、子供がいるならほんの少しの砂糖。
1/まずほっき貝を剥き、足と水管、ヒモなどに分ける。足は二つ割りにして、中の黒い部分をこそげ取る。そして端の形を整えて、これは刺身として食べる。
2/水管、ヒモ、足の切り落とし、晶かん体(透明で細長い棒状のもの。これは栄養分が形を変えたものなので食べられる)などを水洗いしておく。
3/2をしょうゆ、みりん、酒、水、総て同量の地で赤く色づくほどにたく(子供がいるなら甘めに炊くのがコツ)。軽く煮上がったらザルで貝の身と、地を分ける。
4/地には必ず、砂や汚れが混ざっていて、置いておくと下に沈むので地は必ず漉す。地に米の量に合わせて、水を足す。塩分が足りなければしょうゆか塩を加える。
5/釜に米、貝の身、しょうが一片、地を入れて炊く。

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