沼津市志下のカネマル笹市水産に教わりました。
ボウズコンニャクの干物/カネマル笹市
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ボウズコンニャクを開く笹原さん。うまいアジの開きを作りながら、たまには面白い魚を干物にしてください
つけセイロにきれいに並べられたボウズコンニャク。これから水洗い、塩汁につけて、乾燥
出来上がった干物。とても見栄えがいいではありませんか?
ボウズコンニャクは「チゴメダイ」という品名でやってきた。この魚に川崎はじめ業者は右往左往
 2004年夏のことです。私の知り合いの干物などを扱う仲卸が干物を1箱(箱というよりトレイかな)持ってきました。身を上に並べられた干物をひっくり返して驚きました。なんと私です。「ボウズコンニャクを干物にする人もいるんだな」と八王子の市場で話が盛り上がりました。
 そして1箱もらいうけて、その夕食はボウズコンニャクの干物が主役になりました。さて、この見た目には平凡な小魚の味ですが、実は絶品でした。同じ日に1箱持ち帰った魚屋さんも、2枚差し上げたお隣さんもちょっと感激の味わいであったようです。ちょっと惜しむらくは塩味が強いかなということですが、酒飲みの私にとっては抜群の肴となりました。珍しい魚なので塩のあんばいは難しいのかも知れません。
注/ボウズコンニャクはスズキ目イボダイ亜目エボシダイ科のやや深海に棲息する魚。別名「チゴメダイ」ともいう。まとまって取れることは少なく。珍しい魚といえる。
ボウズコンニャクについてはここから!


 このボウズコンニャクとの出合いから少しして、沼津のカネマル笹市水産の方からメールをいただきました。なんとこのボウズコンニャクの干物を作った張本人ではないですか。カネマル笹市は沼津でアジの開きを作る干物屋さんですが、今回連絡をいただいた笹原卓也さんが珍しいからと長崎から仕入れたのです。
 ボウズコンニャクを干物にするというのはカネマル笹市にとっても新たな試み。いわば試作品なのでしょうか? これを実際に見てきました。

 アジを開く合間をみて、ボウズコンニャクが冷凍庫から出され、開く台に乗せられます。それを開き、塩汁(しょしる)につけて、あっというまにボウズコンニャクの干物は完成します。これが何度食べてもうまい。我がサイトで甲殻類のアドバイスを願っている沼津の飯塚さんもこのときの開きを家族で食べたのですが、意外なうまさに驚いてしまったとのこと。すなわち「ボウズコンニャクはうまいぞ!」というのが立証できたわけです。

 さてボウズコンニャクもそうですが笹原さんにお願いしたいのは、もっといろんな魚の干物作りに挑戦して欲しいということです。例えば沼津に上がる魚は数百種を数えられそうです。その中で食用として干物材料として優秀なのではないかという魚も数え切れません。新たな挑戦にも期待したいと思います。



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