千葉県小見川町
利根の淡水魚の
味わいを生かし切る
老舗川魚問屋
おくまや
うなぎ白焼き

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市場魚貝類図鑑
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生きているウナギを焼く直前に割き、炭火で素早く焼き上げる。ベテランの八本さん、菅谷さんともに、吹く風を読んでウナギの位地を変え、焼き上がったら網の上で冷やす
『おくまや』を再訪したのは成人式で3連休となる初日の土曜日。国道356沿いにある店頭からはウナギを焼く白い煙がもうもうと上がる。この香りがなんとも香ばしく昼がまだの身には応える。
 ここでは江戸前のように蒸しが入らずに、活けを素早くさいて、皮目から焼き、焦げ目がついたらひっくり返す。身にも焦げ目がついて焼き上がりである。
 火力の強い炭をカンカンにおこしてあっと言う間に焼き上げる。
 この焼き上がりを塩で食べる。これがたまなくうまいのである。ウナギを厳選していますということであるが、まったく臭みがない。口に広がるのは芳しい香りだけ。
 菅谷忠代さんは、この白焼きを塩とワサビで食べて欲しいと話すがまさにこれがいちばんである。
 昼下がりになって、店頭の煙に誘われるようにクルマが入ってくる。菅谷さんを始めてんてこ舞いの忙しさ。少しだけ話が聞きたかったけれど失礼して帰途にすいた。



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