コウライアカシタビラメ
コウライアカシタビラメの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
---|---|
食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水魚。水深20メートル〜80メートル。
瀬戸内海、有明海、長崎県橘湾。
朝鮮半島南部西岸、中国渤海・黄海・東シナ海・南シナ海、台湾。
生態
産卵期は春。
寿命は約8年。
基本情報
有明海でとれるウシノシタ類ではもっとも美味とされている。当然値段もいい。
西日本、瀬戸内海、有明海などでたくさん揚がり、産地周辺では非常に重要な食用魚。
福岡県柳川などで「くつぞこ料理」は有名。
水産基本情報
市場での評価 入荷量は決して少なくはない。シタビラメとしてやや高値。
漁法 刺し網、底曳き網
産地 瀬戸内海沿岸、有明海など
選び方・食べ方・その他
選び方
触って張りのあるもの。有眼部の褐色があせて白っぽいものは古い。
味わい
旬は冬から春 産卵後は味が落ちるが秋から味が徐々によくなる。
鱗は細かいが取りやすい。皮は厚みがあり強く剥きやすい。骨はあまり硬くない。
透明感のある白身で熱を通しても硬く締まらない。
栄養
ー
危険性など
ー
食べ方・料理法・作り方
コウライアカシタビラメの料理法・レシピ・食べ方/ソテー(ムニエル)、煮る(煮つけ)、揚げる(唐揚げ、フライ)、生食(刺身)、汁(フュメ ド ポワソン、みそ汁、潮汁)
好んで食べる地域・名物料理
福岡県柳川地方 「コウライアカシタビラメは、有明海では2〜4月上旬まで大量に漁獲されます。特に柳川地方では大量に消費され、岡山からも送られてくるほどです。産卵期の方が美味しく、特に真子が入っているメス(メスが圧倒的にオスより大きく、もしかしたら、性転換するかもしれません)が高値で取引されています。この時期を外れると臭みがあり美味しくないです」とのこと。[出口典彦さん(漁師) 熊本県上天草市]
加工品・名産品
ー
釣り情報
ー
歴史・ことわざなど
ー