Ostorhinchus doederleini (Jordan and Snyder, 1901)
漢字・学名由来
漢字 大條石持、大条石持 由来・語源 「大=太い」縦縞のある「石持=耳石を持つ魚」という意味合い。
田中茂穂はオオスジテンジクダイを標準和名としている
〈テンジクダヒ科テンジクダヒ属オホスヅイシモチ Apogon doederleini JORDAN et SNYDER〉。
種小名 doederleini はルートヴィヒ・デーデルラインに因む。『日本産魚類全種の学名 語源と解説』(中坊徹次・平嶋義宏 東海大学出版部 2015)
Jordan David Starr Jordan〈デイビッド・スター・ジョーダン(ジョルダン) 1851-1931 アメリカ〉。魚類学者。日本の魚類学の創始者とされる田中茂穂とスナイダーとの共著『日本魚類目録』を出版。 Snyder ジョン・オターバイン・スナイダー(1867-1943 アメリカ) 魚類学者。スタンフォード大学の魚類学教授。『日本魚類目録(A catalogue of the fishes of Japan)』を田中茂穂、David Starr Jordanとともに作る。 Döderlein ルートヴィヒ・デーデルライン(Ludwig H. P. Döderlein/1839-1936)。ドイツの動物学者。1879/明治12-1881/明治14、東京大学のお雇い教師として日本滞在。神奈川県江ノ島や三崎で水産生物を採取。