オオスジイシモチ

オオスジイシモチの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
11cm SL(体長)前後になる。目に3本の縦縞がある。尾柄部に丸い褐色の斑紋がある。体側に4本の褐色の縦縞があり、後端は尾柄部の後端に達しない。[沖縄本島本部村]
11cm SL(体長)前後になる。目に3本の縦縞がある。尾柄部に丸い褐色の斑紋がある。体側に4本の褐色の縦縞があり、後端は尾柄部の後端に達しない。[沖縄本島本部村]
11cm SL(体長)前後になる。目に3本の縦縞がある。尾柄部に丸い褐色の斑紋がある。体側に4本の褐色の縦縞があり、後端は尾柄部の後端に達しない。[静岡県伊豆市土肥]
11cm SL(体長)前後になる。目に3本の縦縞がある。尾柄部に丸い褐色の斑紋がある。体側に4本の褐色の縦縞があり、後端は尾柄部の後端に達しない。[静岡県伊豆市土肥]
11cm SL(体長)前後になる。目に3本の縦縞がある。尾柄部に丸い褐色の斑紋がある。体側に4本の褐色の縦縞があり、後端は尾柄部の後端に達しない。[静岡県伊豆市土肥]
11cm SL(体長)前後になる。目に3本の縦縞がある。尾柄部に丸い褐色の斑紋がある。体側に4本の褐色の縦縞があり、後端は尾柄部の後端に達しない。[静岡県伊豆市土肥]
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度
食用として認知されていない
味の評価度 ★★★
美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目テンジクダイ科スジイシモチ属
外国名
学名
Ostorhinchus doederleini (Jordan and Snyder, 1901)
漢字・学名由来

漢字 大條石持、大条石持
由来・語源 「大=太い」縦縞のある「石持=耳石を持つ魚」という意味合い。
田中茂穂はオオスジテンジクダイを標準和名としている
〈テンジクダヒ科テンジクダヒ属オホスヅイシモチ Apogon doederleini JORDAN et SNYDER〉。
種小名 doederleini はルートヴィヒ・デーデルラインに因む。『日本産魚類全種の学名 語源と解説』(中坊徹次・平嶋義宏 東海大学出版部 2015)

Jordan
David Starr Jordan〈デイビッド・スター・ジョーダン(ジョルダン) 1851-1931 アメリカ〉。魚類学者。日本の魚類学の創始者とされる田中茂穂とスナイダーとの共著『日本魚類目録』を出版。
Snyder
ジョン・オターバイン・スナイダー(1867-1943 アメリカ) 魚類学者。スタンフォード大学の魚類学教授。『日本魚類目録(A catalogue of the fishes of Japan)』を田中茂穂、David Starr Jordanとともに作る。
Döderlein
ルートヴィヒ・デーデルライン(Ludwig H. P. Döderlein/1839-1936)。ドイツの動物学者。1879/明治12-1881/明治14、東京大学のお雇い教師として日本滞在。神奈川県江ノ島や三崎で水産生物を採取。
地方名・市場名
ガシラ ガッシー
参考『種子島の釣魚図鑑』(鏑木紘一 たましだ舎 2016年) 場所鹿児島県種子島 
オオスジテンジクダイ
備考古くは。 

概要

生息域

海水魚。沿岸岩礁域。
茨城県久慈川河口沖、房総半島外房〜屋久島の太平洋沿岸、島根県敬川沖〜九州北岸、長崎県天草・五島列島、山口県屋代島(希)、琉球列島(奄美を除いて少ない)。
朝鮮半島南岸・済州島、台湾東北部・南部、フィリピン諸島、南岸を除くオーストラリア沿岸。

生態

基本情報

クロホシイシモチやネンブツダイが防波堤などで釣れるのに対して、本種は浅場にもいるが、やや沖合いでも見られる。伊豆半島でのボート釣りや、キス釣りなどで混ざる。ただし本種はネンブツダイなどと比べると少ない。

水産基本情報

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

旬は不明。
非常に小型である割りに鱗は大きく薄く丈夫。皮は薄い。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

オオスジイシモチの料理・レシピ・食べ方/揚げる(唐揚げ)
オオスジイシモチの唐揚 小型なので鰓をつまんで内臓ごと引っ張り出す。鱗はとらなくてもいいが、取るなら指でこそげ落とすといい。残っていてもそれほど気にならない。ざっと水洗いして水分をよくきる。片栗粉をまぶしてじっくり二度揚げにする。さくさくと丸ごと食べられる。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど