ダツ目トビウオ科ハマトビウオ属 トビウオ Cypselurus agoo agoo (Temminck and Schlegel)
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魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
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魚貝の物知り度/★★★
■市場ではもっとも普通に見られる。初夏から暮れまでに入荷する
唐揚げ/干物/刺身
 南日本に棲息。市場ではもっともよく見かけるもの。入荷量は非常に多い。暖流の刺す、大平洋、日本海でまとまって漁獲される。値段も安く、手頃なので干物など加工食品にもされる。
メモ/7月5日(2003年)の毎日新聞に佐渡島真野町で、とびうお(多分トビウオ)を焼き、干して造る「あごだし」造りの模様が載っている。一日400本作ると言うことは自家販売用であろう。
■トビウオは脂が少なく、刺身にすると物足りなく思える。ただしこれは好き嫌いの問題。さっぱりしたものがいいなら、ぜひおすすめできる。わさびより、しょうが、ねぎが合う。刺身ではなく、「なめろう」にするのが万人向けかも知れない。三枚に卸し、腹骨を削ぎ、血合い骨は取らないでそのまま包丁で細かく切る。これにねぎ、みょうが、しょうが(好みでニンニク)、みそ(できれば麦みそ)を合わせて切れる包丁で丹念にたたく。
 面白いのは三重県長島の宿、『美鈴』の名物料理である1本揚げ。羽根を広げて海面上を飛翔するかのように唐揚げに仕立てる。また家庭でも簡単にできるのは干物。難しく考えないで塩焼きの要領で塩を振り、冷蔵庫にラップをしないで一夜寝かす。この干物、料理が苦手でも決して失敗しない、しかもうまい。
●富山県魚津産。八王子魚市場(これはいただいたもの)
トビウオは飛ぶための胸ビレの軟条の頭部に近い2本が一本からなり、以後のは先で2つに分れる