ボウズギンポ

ボウズギンポの生物写真

体長1メートル前後になる。

魚貝の物知り度 ★★★★
知っていたら達人級
食べ物としての重要度
食用として認知されていない
味の評価度 ★★★
美味
分類
硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目ゲンゲ亜目ボウズギンポ科ボウズギンポ属
外国名
Prowfish
学名
Zaprora silenus Jordan,1896
漢字・由来
漢字 坊主銀宝
地方名・市場名

概要 ▽

生息域

海水魚。水深24〜801メートル。
千葉県銚子〜北海道知床半島までの太平洋沿岸。千島列島、オホーツク海北部、カムチャツカ半島西部・南東部、北太平洋、南カリフォルニア以北の東部太平洋。

生態

基本情報

北海道などで底曳き網、延縄などで少ないながらとれるもの。
一般的には流通することはまずない。
東京市場でも希なもの。
まだ一定の評価はない。

水産基本情報

市場での評価 入荷は非常に少ない。2013年現在高価だが、一定の評価はない。
漁法 底曳き網、延縄漁
産地 北海道

選び方・食べ方・その他 ▽

選び方

触って張りのあるもの。粘液が透明なもの。

味わい

旬は不明
鱗は細かく、皮が非常に厚い。
白身でマシュマロのように軟らかく、クセがない。
熱を通すとふんわりと膨らむ。
煮つけても、にこごらない。
ボウズギンポのフィレボウズギンポのフィレ

栄養

寄生虫

食べ方・料理法・作り方

調理法
フライ、ソテー(ムニエル、ポワレ)、焼きもの(みそ焼き、祐庵焼き、塩焼き)、汁(鍋など)、煮つけ
フライ 揚げるとふんわりとふくらみ、さくっとしたパン粉との対比がおもしろく、しかも芳醇。非常に美味。
ソテー 塩コショウして、小麦粉をつけてムニエルに。皮付きのままオイルでポワレに。など油を使ってソテーしてもふわっと軟らかく、ソテーした部分が香ばしく仕上がる。
焼きもの 生で食べても味がないので、塩焼きというわけでもないが、期待しないで作ってみたら、初めて食べる味であった。ふんわりふくらみ焼いた面が香ばしくカリっとする。なかはジューシーなので二度おいしいというものになった。ただし焼きたてはうまいが冷えると、平凡な味になる。みそ漬けや幽庵焼きにしてもいい。
身自体に味がないので、江戸風あんこう鍋のでんでしょうゆ仕立てにしてみた。これはなかなかにいける味であった。
ボウズギンポのフライボウズギンポのフライ
軟らかくてジューシーに仕上がり、香ばしいパン粉との対比がいい。
ボウズギンポの塩焼きボウズギンポの塩焼き
塩焼きは中はふんわり、まわりはかりっとしている。
ボウズギンポの鍋ボウズギンポの鍋
鍋はしょうゆ仕立てにした。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど

参考文献 ▽

『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)、『北海道の全魚種図鑑』(尼岡邦夫、仲谷一宏、矢部衛 北海道新聞社)


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