ザルガイ
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珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水生。潮間帯下部から水深20mの砂泥地。
房総半島〜九州。
生態
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基本情報
房総半島の浅場に生息している二枚貝。大型で古くからの食用貝であるが、とれる量が少なく地名度が低い。
三河湾などでは底引き網などに混ざって獲れる。ほぼ産地周辺で取引、販売されている。
非常に味のいい二枚貝で量さえまとまれば、アカガイやトリガイ同様に高級二枚貝になるはずである。
珍しさ度 珍しい貝ではなく、当然、収集の対象としては人気がない。流通しないので手に入れるには産地に行くしかないかも。
水産基本情報
市場での評価/流通上ではまだ見ていない。
漁法/底引き網
産地/愛知県
選び方・食べ方・その他
選び方
原則的に生きているもの。足などを活発に動かしているもの。
味わい
旬は春。
貝殻が厚く硬い。軟体は大きく剥きやすい。
足は長く黄色みを帯びている。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
ザルガイの料理・レシピ・食べ方/生食(湯引き)、煮る(塩ゆで)、焼く(つけ焼き)ソテー(アヒージョ)、汁(みそ汁)
貝殻の中には鳥のクチバシ状の脚があり、その部分を刺身や湯引きにする。
剥き身にして足だけにする。これを開いて、軽く湯引きして氷水に落とす。水分をよく切る。大きいものは二等分にする。
貝殻をざくざくと洗い、水分を切り、塩水で貝が開くまでゆでる。
剥き身にする。砂などをざっと洗い流して水を切る。こ酒・醤油・みりんを煮立てた中で短時間煮る。3、4分煮たら火をとめて冷ます。冷めたらまた火をつけて沸騰させたら、また火をとめて冷ます。
剥き身にして足を開く。これを一度湯引きしてもいいし、そのまま生で焼いてもいい。醤油・みりんを混ぜたものを塗りながら仕上げる。
剥き身にする。砂などを洗い流し、軽く湯がく。氷水に落として、水分をよくきる。適当にきってまた水分を取る。耐熱の器ににんにく、貝、オリーブオイルを加えて塩コショウする。これを加熱する。
剥き身にして足をとった後のワタや水管、貝柱などを集めて置く。砂などを念のためにザルに入れて流し、水を切り、水から煮出してみそを溶く。
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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