202401/18掲載

スルメイカとじゃがいもとトマトとポルト酒と、煮込む

高騰のスルメイカは量っておく必要がある

スルメイカ

高騰しているスルメイカの外套長、重さを量っているので、いつの間にか冷凍庫にスルメイカストックができている。
今や高級イカそのものだが、こんなときこそ、この高騰を数値で残して置きたい。
それにしてもスルメイカは3年前の3倍以上にという日もある。
おいそれとは煮込みにも使えなくなってきている。

とりあえず炒めてオリーブオイルとなじませる


さて、スルメイカとじゃがいもを合わせた料理を最近よく作る、なんて思っていたら、8年も前から作っている。この自分のやっている時間経過を把握できていないのも年のせいだろう。
要するにトマトベースの煮込みなのだけど、ズッキーニやきのこを使い、またセロリなどを合わせることが多いが、じゃがいもがはいるのと、入らないのでは大きな違いがあるのである。
じゃがいもが生み出す一体感は他の野菜では生まれない。
作り方はとても簡単。
スルメイカは水洗いして皮付きのまま適当に切る。
じゃがいもは種類によって切る大きさが変わってくる。
煮崩れしやすいものはやや大きめに切り、メークインなどは小さめに切る。
フライパンにオリーブオイルとにんにく、鷹の爪を入れて香り出しをする。
玉ねぎをしっかり炒めて、じゃがいもとスルメイカを投入する。

ルビーポルトが味に深みを出す


油がなじんだらトマト缶をつぶし入れて、ことこと煮込む。
このとき、市販のハーブブイヨン、ローリエを加える。
トマトがどろっとしてきたらルビーポルトを加えてさらに煮込む。

ランチの一皿としては最高だと思う


これとバゲットと紅茶でお昼ご飯とする。
元気なら赤ワイン1ぱいといきたいものであるが、紅茶の方がじっくり料理が味わえる、なんてことも感じる。
それにしてもスルメイカとじゃがいもがこんなに素敵な組み合わせだなんて、いまさらながらに再認識する。

このコラムに関係する種

スルメイカのサムネイル写真
スルメイカJapanese flying squid海水生。オホーツク海、北海道〜琉球列島。香港。北限はカナダでも発見されている。・・・・
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