メガレイ
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SL 30cm前後になる。目は左にある。口は大きく後端は目の中央部分に届く。体側に2個の黒はんを囲む目状の斑紋が腹部に2つ、背側に1つある。鰓耙は拳状で丸く膨らんで棘が生えている。[30.5cm] SL 30cm前後になる。目は左にある。口は大きく後端は目の中央部分に届く。体側に2個の黒はんを囲む目状の斑紋が腹部に2つ、背側に1つある。鰓耙は拳状で丸く膨らんで棘が生えている。[30.5cm] 体側に2個の黒はんを囲む目状の斑紋が腹部に2つ、背側に1つある。
珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
魚貝の物知り度 |
★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 |
★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 |
★★★★ 非常に美味 |
分類 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜目ヒラメ科ガンゾウビラメ属
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外国名 |
Ocellated flounder
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学名 |
Pseudorhombus dupliciocellatus Regan, 1905
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漢字・学名由来 |
漢字/眼鰈 Megarei
由来・語源/表にある斑紋が眼を思わせるからか。
〈異體亞目ヒラメ科ヒラメ亜科ガンザウビラメ屬 ……體側には中央に2箇の黒斑がある大きな眼状斑が3〜5箇あって…… メガレヒ Pseudorhombus dupliciocellatus REGAN〉『日本産魚類検索』(岡田彌一郎、松原喜代松 三省堂 初版1938)
由来・語源/〈体側には中央に2個の黒斑がある大きな眼状斑が3〜5個あって〉という記述から。『日本産魚類検索』(岡田彌一郎、松原喜代松 三省堂 初版1936、第二版1943) |
地方名・市場名 |
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概要
生息域
海水魚。大陸棚砂泥地。
静岡県城ヶ島、和歌山県白浜、瀬戸内海、宮崎県延岡、鹿児島県秋目、山口県日本海沿岸、長崎県野母崎・[長崎市三重町]。
台湾南部、福建省、東インド-西太平洋。
生態
基本情報
非常に希に揚がる魚で食用となっていることは間違いないものと思われるが、認知度などはまったくわからない。とれることは非常に希だと思っている。
珍魚度 水揚げが非常に希である上に、同定が難しいので手に入れるのは至難。
水産基本情報
市場での評価/希に水揚げされる。一定の評価はない。
漁法/
産地/長崎県
選び方・食べ方・その他
選び方
眼状斑などがくっきりしているもの。体色に透明感のあるもの。
味わい
旬は不明。
鱗は細かく硬いが取りやすい。皮は厚みがありやや強い。骨は硬くない。
透明感のある白身で白濁しやすく、あまり繊維質ではない。熱を通しても硬くしまらない。
栄養
危険性など
食べ方・料理法・作り方
揚げる(唐揚げ)、煮る(煮つけ)、生食(刺身)、焼く(塩焼き)
メガレイの唐揚げ 中骨と5枚に下ろした身の一部を使って揚げてみた。骨はあまり硬くはなくじっくり二度揚げすることでさくさくと丸ごと食べることができる。筋肉が繊維質ではないので意外に「揚げる」がいちばん向いているのかも。
メガレイの煮つけ 身が繊維質ではなく少しだけポロポロしている。ただしクセのない白身でイヤミがない。しょうゆ・酒だけの味つけであっさりと煮つけてみた。砂糖やみりんを使ってもいい。要するに好みの問題。身離れはやや悪く、皮が熱に弱くねっとりしているものの味はいい。
メガレイの刺身 鮮度的に食感のよしあしは不明。五枚に下ろして縁側と身を刺身にしてみた。うま味豊かで味わい深い。縁側に脂が感じられておいしいと思う。これは水揚げ後なら評価は変わるかも。
メガレイの塩焼き 非常に淡泊な味わいだと思い、切り身にして塩焼きにしてみた。意外にも皮がねっとりして、身もしっとりとして柔らかく美味。軽く干して焼いて方がよかったかも知れない。これは次回の課題。
好んで食べる地域・名物料理
加工品・名産品
釣り情報
歴史・ことわざなど