トウジン

一般的に「トウジン」と呼ばれる水産物についてのまとめページです。
標準和名「トウジン」のページはコチラになります。

流通上でトウジンとして扱われているもの

トウジン

ソコダラ科トウジン属の中で大型のもので、流通上、トウジンとして扱われているもの。できるだけ地方名を明記して欲しいが、トウジンとして流通したものが手に入ったら、下の一覧を参照して欲しい。
また地方名できて、トウジンに変更している例もある。
標準和名とは無関係ではあるが、実際の取引上は無視できないものである。

「トウジン」と呼ばれる水産物一覧

印は「トウジン」ですがそれ以外はトウジンの仲間ではありません。

  • オニヒゲ

    海水生。水深260メートル〜930メートル前後。 北海道〜土佐湾の太平洋沿岸、東シナ海北東部斜面域、九州。 〜パラオ海嶺、台湾、南シナ海。北海道から高知県沖にまで生息している魚で、生息域ではときどき底曳き網、釣りで水揚げされている。青森県、岩手県、宮城県ではまとまって水揚げされることもある。 通常は練り製品などの原料と・・・
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  • テナガダラ

    海水魚。水深158-1180mの砂泥地。 北海道・[苫小牧沖]〜土佐湾の太平洋沿岸、豊後水道、新潟県、福井県、沖縄舟状海盆。 朝鮮半島蔚山、オホーツク海南西部。北海道、三陸、相模湾、駿河湾、愛知県、三重県、土佐湾などの深海からときどき水揚げがある。2023年、苫小牧沖ではスケトウダラの刺網に多数混ざるようである。 深海・・・
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  • トウジン

    海水魚。水深300メートルから1000メートルに棲息。 岩手県〜土佐湾の太平洋沿岸、東シナ海北東部大陸棚斜面・沖縄舟状海盆、少ないが富山湾から長崎の日本海沿岸。 朝鮮半島浦項・南岸、台湾。千葉県以南の太平洋側で、深海底曳き網、底ものの副産物として水揚げされる。 量が少なく、一般的な水産物ではないが、産地などでは珍重し、・・・
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  • ミヤコヒゲ

    海水魚。水深336-755m。 房総半島〜土佐湾の太平洋沿岸、沖縄舟状海盆、九州〜パラオ海嶺。本サイトは2015年ズナガソコダラが新参シノニムとなり、ミヤコヒゲに統一している。 大型のソコダラでトウジンなどとともに非常においしい。残念なのは漁獲量が少ないこと。漁場での扱いなどもわからない点が多いが、全国的に流通してきて・・・
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  • ムスジソコダラ

    海水魚。水深336-1000m。 三宅島、九州〜パラオ海嶺。ほとんどとれない魚で魚類学的にも生息域についても未知の種だと思われる。市場で見たのも一度だけ。大型のソコダラは徐々に人気が高まってきており、一定の漁があれば高評価を得られそう。
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