タイワンハマグリ(Hard clam)
Scientific Name / Meretrix meretrix (Linnaeus, 1758)
代表的な呼び名ハマグリ
市場で見かけるのは殻長5センチ前後。殻頂周辺が非常に膨らみ、貝殻後方に黒い帯がある。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★
知っていたら達人級★★★
一般的(流通量は多くも少なくもない)★★★★
非常に美味分類 軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ目マルスダレガイ超科マルスダレガイ科ハマグリ属外国名 Hard clam学名 Meretrix meretrix (Linnaeus, 1758)漢字・学名由来 漢字 台湾蛤
由来・語源 台湾からくるハマグリの意味。地方名・市場名 [?] 生息域 海水生。台湾、フィリピン、西太平洋。
潮間帯から水深20メートル。生態 ー基本情報 流通の場ではシナハマグリに次いで多い。
スーパーなどにもしばしば並び、値段の手頃さから人気がある。
ほとんどが台湾からの活けでの輸入で、比較的安定している。
味がよく、ひな祭りなどにも利用されている。水産基本情報 市場での評価 流通量は少なくない。値段はやや高値で安定。
漁法 不明
産地 台湾選び方 原則的に生きているもの。殻表につやのあるもので、触って滑りのあるもの。味わい 旬は不明
いいだしが出る。
熱を通しても硬くならない。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 調理法すまし汁(汁もの、スープ、ブイヤベース)、焼く、煮る、蒸す、バター焼き
好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー旧ページ内容
古い記載が含まれている可能性があります台湾原産のハマグリである。琉球大学におられた山口正士教授によると日本のハマグリと同種、移植されたものの系統ではないかとの指摘。写真のものは2002年のシーフードショーで台湾の業者に分けて頂いたもの。値段的にも日本進出は可能であると台湾の業者は積極的な売り込みをしていた。それが実現すれば雛祭りには中国産、台湾産が量を競うことになる。 参考文献・協力 『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)