ビクニン

Scientific Name / Liparis tessellatus (Gilbert and Burke,1912)

ビクニンの形態写真

体長30センチ前後になる。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度

      ★★
      まずくはない

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カジカ亜目クサウオ科クサウオ属

    外国名

    学名

    Liparis tessellatus (Gilbert and Burke,1912)

    漢字・学名由来

    漢字 美區忍、美区忍、比丘尼
    由来・語源 新潟県能生町での呼び名。

    地方名・市場名

    生息域

    海水魚。水深0〜400メートル。
    オホーツク海、北海道〜島根県、北海道〜茨城県。朝鮮半島東岸、サハリン西岸の日本海沿岸、アニワ湾、千島列島南部。

    生態

    基本情報

    福島、島根以北に棲息する。抱卵しているのもが2~3月に見られる。
    「びくにん」とは比丘尼の意味であろう。比丘尼とは出家した女性の事であるが、江戸時代には尼僧の姿で売春した私娼のことを呼ぶようになった。ビクニンというのは新潟県能生町周辺の呼び名であるというのが日本産魚名大辞典にある。
    2003年の1月~3月は日本海側からのハタハタの入荷が随分目についた。このなかによく混ざって入荷した。特に石川県金沢港からのものなどは全箱に見られた。

    水産基本情報

    市場での評価 流通しない。
    漁法 底曳き網
    産地 日本海沿岸

    選び方

    味わい

    旬は秋から春。
    鱗はなく全身がぶよぶよと柔らかいが、クサウオの仲間としてはしっかりした身。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)


    ビクニンの煮つけ煮つけはクセがなく美味しい。
    ビクニンの干もの干ものはやや無個性ながら美味

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/『片岡鮮魚店』新潟県上越市
  • 主食材として「ビクニン」を使用したレシピ一覧

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