ドクウツボ

Scientific Name / Gymnothorax javanicus (Bleeker, 1859)

ドクウツボの形態写真

TL(全長)2.5mを超える。世界最大級のウツボ。身体に敷石状の斑紋があり鰓孔周辺が黒い。
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TL(全長)2.5mを超える。世界最大級のウツボ。身体に敷石状の斑紋があり鰓孔周辺が黒い。TL(全長)2.5mを超える。世界最大級のウツボ。身体に敷石状の斑紋があり鰓孔周辺が黒い。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


    分類

    硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区カライワシ下区ウナギ目ウツボ亜目ウツボ科ウツボ亜科ウツボ属

    外国名

    学名

    Gymnothorax javanicus (Bleeker, 1859)

    漢字・学名由来

    漢字/毒うつぼ
    由来・語源/比較的シガテラ毒を持っている可能性が強いためか。
    Bleeker
    Pieter Bleeker(ピーター・ブリーカー 1819-1878 オランダ)。医師、魚類学者。『東インドオランダ領の魚類図鑑』(Atlas Ichtyologique des Indes Orientales Netherlandaises 1862-1878)。軍医としてバタビア(現インドネシアジャカルタ)に赴任。インド洋、西太平洋の魚を採取。

    地方名・市場名

    ウージウナギ
    場所沖縄県石垣島 

    生息域

    海水魚。浅いサンゴ礁域。
    小笠原諸島、種子島、屋久島、琉球列島。
    台湾南部・東北部、インド-太平洋。

    生態

    基本情報

    沖縄県では昔から食用のウツボの代表的なものとして流通していた。今も個人や一部料理店では食べられている模様。
    シガテラ毒を持つことが多く、太平洋域に集団中毒例や沖縄での中毒例もある。多くの地方自治体で流通不可となっている。シガテラ毒は死亡することはまずないが、症状が重く、完治に長期間を要する。
    ちなみに本種は食べると中毒する可能性が高いというだけで、噛まれるなどで毒が注入されることはない。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/河村雄太さん(石垣市)
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)
  • 主食材として「ドクウツボ」を使用したレシピ一覧

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