ケアシガニ

Scientific Name / Maja spinigera (De Haan, 1837)

ケアシガニの形態写真

甲長77mm、甲幅55mm前後になる。正中線上、甲羅の周りに強くて長い棘がある。
ケアシガニの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
甲長77mm、甲幅55mm前後になる。正中線上、甲羅の周りに強くて長い棘がある。甲長77mm、甲幅55mm前後になる。正中線上、甲羅の周りに強くて長い棘がある。甲長77mm、甲幅55mm前後になる。正中線上、甲羅の周りに強くて長い棘がある。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


      食べられなくはない

    分類

    節足動物門甲殻亜門軟甲綱(エビ綱)真軟甲亜綱(エビ亜綱)ホンエビ上目十脚目抱卵亜目短尾下目クモガニ上科クモガニ科ケアシガニ亜科ケアシガニ属

    外国名

    学名

    Maja spinigera (De Haan, 1837)

    漢字・学名由来

    漢字/毛脚蟹、毛足蟹

    毛脚 鉗脚(はさみ脚)以外の脚に強くて長い毛が生えているため。
    De Haan
    Wilhem de Haan (ウィレム・デ・ハーン 1801-1855 オランダ。ドゥ・ハーンとも)。ライデン王立自然史博物館。シーボルトが日本から持ち帰った標本、特に甲殻類を研究。『日本動物誌』(Fauna Japonica)をテミンク、シュレーゲルとともに編む。日本に生息する甲殻類の多くを記載している。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。水深10-146mの泥地、小石などのある場所、岩礁底。
    山口県萩市、長崎県長崎市、東京湾〜土佐湾、天草灘。
    台湾、インド沿岸。

    生態

    基本情報

    刺し網などにかかってしまうもので、食用ではないので捨てられてしまうもの。

    水産基本情報

    市場での評価/流通しない。
    漁法/刺し網
    産地/

    選び方

    原則的に生きているもの。

    味わい

    旬は不明。
    殻は柔らかく、筋肉が少ない。非常に軽い。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    ケアシガニの料理法・調理法・食べ方/ゆでる

    ケアシガニの塩ゆで 筋肉はほとんど存在しない。ゆでると水分が多く、著しく縮む。カニらしい風味、甘味はあるものの、食べられる部分が少なすぎる。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/さんの水産(https://www.sanno-suisan.com/) 石田拓治さん(印束商店 長崎市)
    『原色日本大型甲殻類図鑑 Ⅰ、Ⅱ』(三宅貞祥 保育社)
  • 主食材として「ケアシガニ」を使用したレシピ一覧

関連コンテンツ