クロベンケイガニ

Scientific Name / Chiromantes dehaani   (H. Milne Edwards, 1853) 

クロベンケイガニの形態写真

甲幅40mm前後になる。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


    分類

    節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目イワガニ科アカテガニ属

    外国名

    学名

    Chiromantes dehaani   (H. Milne Edwards, 1853) 

    漢字・学名由来

    漢字 黒弁慶蟹

    地方名・市場名

    生息域

    河口付近の川岸、河川にも入ることがる。水田などで摂食、生殖、脱皮。
    宮城県。男鹿半島以南。琉球列島。韓国、中国、台湾。

    生態

    川の河口域の草腹など見られる。また川の流れの中、川底の木の葉や岩の周りを素早く泳ぐ。上記のアカテガニとくらべると水に近い場所に多く、また群れている。このカニも主に陸上で暮らし、産卵期にのみ川辺におりてゾエアと呼ばれる泳ぐ幼生を水中に放つ。これが子ガニとなってまた陸上に上がってくるのだ。
    このカニは田の畦に穴を開けて、田の水もれを招くと言うことから、害カニとされる。

    基本情報

    水が嫌いなのか河口付近の土手の草原などにいる。
    人が踏み込むとどさどさと水の中に逃げ込む。
    食用とはしない模様。
    ウナギ釣りのエサにするとあるが、確認していない。

    水産基本情報

    食用とはしない

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    旧ページ内容

    [以下古い記載が含まれている可能性があります]
    小櫃川の土手を歩いていると、草むらでサワサワとなにかが動く。なんだろうと思い草むらに分け入ると無数のクロベンケイガニが見つかる。これがなかなか素早く、網を構えて「えいや!」と真剣にならないと捕まえられない

    参考文献・協力

    『大型甲殻類図鑑Ⅰ・Ⅱ』(三宅貞祥 保育社)
  • 主食材として「クロベンケイガニ」を使用したレシピ一覧

関連コンテンツ