タイワンハマグリ
代表的な呼び名ハマグリ
市場で見かけるのは殻長5センチ前後。殻頂周辺が非常に膨らみ、貝殻後方に黒い帯がある。
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水生。台湾、フィリピン、西太平洋。
潮間帯から水深20メートル。
生態
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基本情報
流通の場ではシナハマグリに次いで多い。
スーパーなどにもしばしば並び、値段の手頃さから人気がある。
ほとんどが台湾からの活けでの輸入で、比較的安定している。
味がよく、ひな祭りなどにも利用されている。
水産基本情報
市場での評価 流通量は少なくない。値段はやや高値で安定。
漁法 不明
産地 台湾
選び方・食べ方・その他
選び方
原則的に生きているもの。殻表につやのあるもので、触って滑りのあるもの。
味わい
旬は不明
いいだしが出る。
熱を通しても硬くならない。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
調理法
すまし汁(汁もの、スープ、ブイヤベース)、焼く、煮る、蒸す、バター焼き 汁ものにするのがいちばん。
水から煮て旨みをだす、もしくはお湯に入れて身の旨みを楽しむなどお好みでいい。
ブイヤベースなどにも。
網にのせて焼くのも美味。
蝶番(ちょうつがい 貝殻を開ける役割)を切り取り、強火で焼き上げ、酒、しょうゆで味つけする。
煮はまはすしネタとして重要。
酒蒸し、ゆでて酢の物にしても美味。
安いのでバター焼きにも。
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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台湾原産のハマグリである。琉球大学におられた山口正士教授によると日本のハマグリと同種、移植されたものの系統ではないかとの指摘。写真のものは2002年のシーフードショーで台湾の業者に分けて頂いたもの。値段的にも日本進出は可能であると台湾の業者は積極的な売り込みをしていた。それが実現すれば雛祭りには中国産、台湾産が量を競うことになる。