ユウガオ


長楕円形、円形、瓢箪型などいろいろある。写真はナガユウガオ。

物知り度 ★★★★
知っていたら達人級
食べ物としての重要度 ★★★
一般的(流通量は普通)
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
植物界被子植物双子葉植物ウリ目ウリ科ユウガオ属
外国名
学名
Lagenaria siceraria var. hispida
漢字・学名由来

漢字/夕顔
由来・語源/『本朝食鑑』(人見必大 元禄10年1697)に〈この花は、午に凋み、暮に盛んになる。それで「夕顔」という〉。

地方名・市場名

概要

生息域

陸生植物(陸上植物)。栽培種。

生態

基本情報

カンピョウの原材料としての丸いものと、野菜として栽培されている種がある。
カンピョウの品種も野菜として食べることができる。
ヒョウタンを無毒化したもの。
干瓢(かんぴょう)の産地としては栃木県、茨城県

水産基本情報

選び方・食べ方・その他

選び方

触って張りがあるもので表面にくぼみなどないみずみずしいもの。カンピョウは白く黄ばんでいないもの。

味わい

旬は夏。
野菜としてのユウガオは夏野菜である。皮を剥き種を取ると総てが食べることができる。
ほとんどが水分で煮るなどすると大量の水分が出てくる。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

煮る(炒め煮、ゆでる)、汁(みそ汁)

好んで食べる地域・名物料理


ゆうがおの油炒め ユウガオの実を適宜に切り、油で炒めて水をだし、しょうゆ、砂糖などで味つけする。青じそを散らす。おなじ炒め煮は岡山県和気郡和気町でも教えてもらった。[山形県鶴岡市・尾花沢市、岡山県和気町]
ゆうがおの刺身 ユウガオの皮を剥き、ゆでたものを冷やす。これを刺身状に切る。山形県尾花沢市ではからししょうゆで食べる。[山形県]
ゆうがおのみそ汁 ユウガオの実を適宜に切りみそ汁にする。[山形県尾花沢市]

加工品・名産品

かんぴょう(カンピョウ) ユウガオの品種のなかでもマルユウガオを薄く削って干したもの。

釣り情報

歴史・ことわざなど