ニュウドウカジカ
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SL 60cm前後になる。非常に柔らかい。左右の皮蓋は左右分かれる。背鰭は1。鋤骨に歯がない。頭部に無数の小皮弁がある。 SL 60cm前後になる。骨格以外は非常に柔らかい。左右の皮蓋は左右分かれる。背鰭は1。鋤骨に歯がない。頭部に無数の小皮弁がある。 SL 60cm前後になる。骨格以外は非常に柔らかい。左右の皮蓋は左右分かれる。背鰭は1。鋤骨に歯がない。頭部に無数の小皮弁がある。 SL 60cm前後になる。骨格以外は非常に柔らかい。左右の皮蓋は左右分かれる。背鰭は1。鋤骨に歯がない。頭部に無数の小皮弁がある。
珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
魚貝の物知り度 |
★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 |
★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 |
★★★ 美味 |
分類 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カジカ亜目ウラナイカジカ科ウラナイカジカ属
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外国名 |
Blob sculpin
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学名 |
Psychrolutes phrictus Stein & Bond, 1978
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漢字・学名由来 |
漢字/入道杜父魚 Nyudoukajika
由来・語源/ウラナイカジカ科の中でも大型で、入道(大入道)という妖怪のように大きいという意味だと思う。矢部衛氏、尼岡邦夫氏など北海道グループの命名だと思われる。 |
地方名・市場名 |
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概要
生息域
海水魚。水深480-2800m。
北海道オホーツク海沿岸、青森県〜茨城県の太平洋沿岸、東シナ海大陸斜面域。
オホーツク海、ベーリング海〜カリフォルニア・サンディエゴの太平洋。
生態
基本情報
深海魚で、主に北海道オホーツク海・太平洋沿岸や東北日本海などで少ないながら揚がっている。水分が多いので昔はどのような評価だったかは不明。最近ではこの面白い姿と食べてみるとおいしいので、そこそこの人気はある。
珍魚度 珍しい魚ではない。古くは廃棄されて流通しなかったが、近年流通に乗るようになっている。努力すれば手に入る。
水産基本情報
市場での評価/珍しい魚のひとつ。意外に人気があるが、値段はあまり高くない。
漁法/刺し網
産地/北海道
選び方・食べ方・その他
選び方
味わい
旬は不明。1月後半の個体は卵巣がゆるく柔らかくて肝が小さかった。
鱗はない。皮はぶよぶよして身・骨は柔らかい。
非常に水分が多く、煮ると痩せるが、いいだしがでる。
栄養
危険性など
食べ方・料理法・作り方
ニュウドウカジカ(ブロブフィッシュ)の料理法/揚げる(揚げ出し、唐揚げ)、汁(鍋、みそ汁)、煮る(煮つけ)
ニュウドウカジカの揚げ出し 鱗もなく骨も柔らかい。比較的身のある後半部分(アンコウ類では「柳肉」もしくは「だい肉」)は特に揚げ物に向いている。適当に切り、片栗粉をまぶしてかりっと香ばしく揚げる。揚げたてにしょうゆ・酒・みりん・カツオ節だしの地をかけたもの。さくっと骨まで食べられ、だしのうまさと相まって非常に美味。
ニュウドウカジカの唐揚げ どの部分でもいい。一口大に切り、片栗粉をまぶして揚げたもの。揚げて塩コショウでも、ヒバーツと塩などいろいろ試してよし。硬い部分以外の骨まで食べられて非常に美味。皮目の独特の食感も面白い。
ニュウドウカジカのしょうゆ仕立て鍋 皮目、骨周りの筋肉、胃袋、肝など適当に切る。一度湯通しして冷水に落として表面の滑りを流す。これを比較的薄いカツオ節だし(昆布だしでも)に酒・塩・しょうゆの味つけの地で煮ながら食べる。部分部分によって味わいが違うなどアンコウ類に近い味わいだ。
ニュウドウカジカのみそ汁 水洗いして、適当に切る。胃袋や肝なども入れた方がうまい。これを一度湯通しする。冷水に落としてヌメリなどを流して、水分をよく切る。これを水から煮出してみそを溶く。それほど強いうま味はないものの、みそとの相性がよく、いい味である。
ニュウドウカジカの煮つけ 尾に近い部分、鰭周りなどを適当に切る。一度湯通して、冷水に落としてぬめりを流す。水分をよく切り、酒・砂糖、しょうゆ味で甘辛く煮る。酒・みりん・しょうゆ、でも酒・しょうゆなどでもいい。味つけは好みで。皮や身に弾力があり面白い食感。味もいい。
好んで食べる地域・名物料理
加工品・名産品
釣り情報
歴史・ことわざなど