シマクロサギ

シマクロサギの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
15cm SL 前後になる。全身が銀色でときに明瞭な暗色の横縞が出る。背鰭棘は9。背鰭第2曲は糸状に伸びない。臀鰭起部の基底部分は短い。尾鰭は二叉する。[暗色の横縞がはっきり出た個体]
15cm SL 前後になる。全身が銀色でときに明瞭な暗色の横縞が出る。背鰭棘は9。背鰭第2曲は糸状に伸びない。臀鰭起部の基底部分は短い。尾鰭は二叉する。[暗色の横縞がほとんど見られない個体]
15cm SL 前後になる。全身が銀色でときに明瞭な暗色の横縞が出る。背鰭棘は9。背鰭第2曲は糸状に伸びない。臀鰭起部の基底部分は短い。尾鰭は二叉する。[暗色の横縞がほとんど見られない個体]
珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★
美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目クロサギ科クロサギ属
外国名
Banded silver-biddy
学名
Gerres shima Iwatsuki, Kimura and Yoshino, 2007
漢字・学名由来

漢字/縞黒鷺 Shimakurosagi
由来・語源/体表にうっすらと横縞が出るため。2007年に記載された魚である。

Iwatsuki
岩槻幸雄。宮崎大学、魚類学者。クロダイ属、ヒゲダイ属など。
Yoshino
吉野哲夫(よしの・てつお 1945年大阪府生まれ) 魚類学者。熱帯性沿岸魚類などを研究。
地方名・市場名
アマイユ
場所沖縄県 

概要

生息域

汽水魚。沿岸の汽水域の砂泥地。
琉球列島。
台湾南西部、香港南方、フィリピン諸島、ジャワ島、スラウェシシマ、マルクシマ、マレー半島、タイランド、アンダマン海。

生態

基本情報

琉球列島以南に生息するクロサギ科の魚である。クロサギ科の中でも小型で、沖縄県の競り場にもときどき並んでいる。
珍魚度 九州以北には生息しないので、奄美大島以南に行き探すしかない。

水産基本情報

市場での評価 小魚としての扱いで、安い。
漁法
産地 沖縄県

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

旬は不明。
鱗は弱く取りやすい。皮は普通の硬さでもろくない。骨は軟らかい。
透明感のある上質の白身。熱を通しても硬くならない。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

シマクロサギの料理・レシピ・食べ方/揚げる(唐揚げ)
アマイユの唐揚げ(シマクロサギの唐揚げ) 小型なので料理法によっては著しく歩留まりが悪い。いちばん基本となる料理方は丸ごと唐揚げにする、だ。水洗いして水分をよくきる。片栗粉をまぶしてじっくりと二度揚げする。くせのない上品な白身で頭からかぶりついて丸ごとさくさくと香ばしく食べられる。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど