カワラケツメイ


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物知り度 ★★★★
知っていたら達人級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★
美味
分類
植物界被子植物門真双子葉植物類コア真生双子葉類バラ類マメ類マメ目マメ科ジェケツイバラ亜科カワラケツメイ属陸生植物
外国名
学名
Chamaecrista nomame (Siebold) H.Ohashi
漢字・学名由来

漢字/河原決明
由来・語源/「決明子(けつめいし)」に種(サヤの部分)が似ていて河原などに群生することから。
ビンチャ(びん茶)/岐阜県恵那市上矢作

地方名・市場名
キシマメ[きし豆]
場所高知県全域 
コウボウチャ[弘法茶]
場所和歌山県日高郡みなべ町 
ハマチャ[浜茶]
場所島根県浜田市・出雲市 
マメチャ[豆茶]
場所島根県津和野 

概要

生息域

陸上植物(陸生植物)。日当たりのいい河原や原野など。
本州、四国、九州。

生態

基本情報

日本各地で秋に採取されて焙じて、お茶と同様に飲まれている。また単体ではなくほうじ茶と合わせて淹れて、飲むこともある。
単に飲料だけではなく、かゆをたくこともある。

水産基本情報

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

好んで食べる地域・名物料理

こめじゃ カワラケツメイを香ばしく煎る。これを木綿の袋などに入れて煮だし、この煮だした汁でたいたかゆのこと。「こめじゃ」自体が蟹江町では「かゆ」のこと。[愛知県海部郡蟹江町]

加工品・名産品


きし豆茶 高知県奈半利町の一般家庭で作られたもの。高知県ではカワラケツメイと焙じた番茶を合わせたものを「土佐番茶」という。お腹に優しく、気分が穏やかになる。同様のものを青森県では「かわらけつめい」、和歌山県で「弘法茶」、島根県で「浜茶」、「豆茶」といい同様に利用されている。

釣り情報

歴史・ことわざなど