ヒゲ

一般的に「ヒゲ」と呼ばれる水産物についてのまとめページです。

ソコダラ科で鬚がつく

ムグラヒゲ

すべてが深海魚。鬚の意味は不明だが、下顎に細い髭がある種が多い。

「ヒゲ」と呼ばれる水産物一覧

印は「ヒゲ」ですがそれ以外はヒゲの仲間ではありません。

  • イチモンジヒゲ

    海水魚。水深170〜980メートル。 宮城県〜土佐湾の太平洋沿岸。東シナ海大陸棚縁辺・斜面、沖縄舟状海盆、、台湾南部、インドネシア南部〜オーストラリア北西岸。
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  • イバラヒゲ

    海水魚。水深300-3700mの砂泥底。 北海道オホーツク海沿岸、北海道〜相模湾の太平洋沿岸、土佐湾。 オホーツク海東部・北部、千島列島北部、カムチャツカ湾〜カリフォルニア半島。ソコダラ科では大型になるが、トウジンよりも北にいて、より深い場所にいる。 目抜け・アコウダイ漁などに混ざるのではないかと思うが、流通の場で見か・・・
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  • オニヒゲ

    海水生。水深260メートル〜930メートル前後。 北海道〜土佐湾の太平洋沿岸、東シナ海北東部斜面域、九州。 〜パラオ海嶺、台湾、南シナ海。岩手県、宮城県など遠洋漁業の基地となっている漁港などにまとまって水揚げされる。 通常は練り製品などの原料となるものだが、少量だけ鮮魚で流通する。 味がよいので知る人ぞ知る魚。もっと鮮・・・
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  • キュウシュウヒゲ

    海水魚。水深143〜745メートル。 房総半島〜九州の太平洋沿岸、五島列島南西沖、尖閣諸島。 台湾北東部。東シナ海北東部大陸棚縁辺・斜面。食用となるほど漁獲されているのは鹿児島県だけだと思う。ただし鹿児島県の底曳き網の獲物としては主要なものとは言えない。静岡県、愛知県などでは雑魚として扱われ、廃棄されることが多い。 下・・・
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  • トンガリヒゲ

    海水魚。水深225-680mの大陸棚斜面上部の砂泥地。 [長崎県長崎市]、房総半島〜宮崎県土々呂の太平洋沿岸、沖縄舟状海盆。 朝鮮半島南岸、台湾東北部・南部。 [ ]は水揚げ地。深海魚で底曳き網、釣りなどに混ざるもの。一般的には利用されていない。ソコダラ科のなかでも小型。まとまらない限り流通しない。
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  • ミヤコヒゲ

    海水魚。水深336-755m。 房総半島〜土佐湾の太平洋沿岸、沖縄舟状海盆、九州〜パラオ海嶺。本サイトは2015年ズナガソコダラが新参シノニムとなり、ミヤコヒゲに統一している。 大型のソコダラでトウジンなどとともに非常においしい。残念なのは漁獲量が少ないこと。漁場での扱いなどもわからない点が多いが、全国的に流通してきて・・・
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  • ムグラヒゲ

    海水魚。水深180-660m。 青森県太平洋沿岸、房総半島〜土佐湾の太平洋沿岸。 台湾南部。底曳き網や刺し網で揚がるものだが、小さな固体が多く、しかもまとまってとれることはないので、利用されないで廃棄されることが多い。
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  • ヤリヒゲ

    海水魚。水深140-500mの砂泥地。 福島県〜鹿児島県志布志湾までの太平洋沿岸、新潟県〜長崎県の日本海沿岸、東シナ海大陸棚域。 朝鮮半島南岸、済州島、黄海南部、台湾北部・南部。駿河湾沼津ではあまり見かけないが、愛知県では比較的見かける機会が多く、食用に売られている。
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