マグロの尾っぽ料理 01
チゲ鍋
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 マグロの競りなどの模様はよくテレビでも放映されるが、マグロ本体の後ろに置かれているのが尾っぽである。マグロを競る上でこの切り口の色合い手触りが重要なポイントにある。これは仲買などが持ち帰り、いいものなら身を切りだして売られる。これがネギトロなどに加工されたり、ぶつとしてワサビじょうゆで食べたりしてもうまい。ただし難と言えば筋が多いことである。この筋を使って韓国料理のチゲを作る。これは我が家流というか、ぼうずコンニャク風チゲ鍋である。
 マグロのほかにはカサゴ類、アンコウ、アサリ、イカなどなんでも作れる。魚貝類だけではなく豚肉などでもいい。
●今回の尾は八王子総合卸売センターの東洋冷蔵でいただいたもの。市場などに通い仲買の方たちと仲良くなれば、お願いすればくれるはず。市場通いもいいもんだと痛感すること間違いなし!
マグロの尾である。冷凍マグロを取り扱う店ではときに大量に出る。この十字に入った骨からえぐり出すようにすると、身の固まりがとれる。これから刺身で食べられる部分は食べて、生で食べられない筋などを使う
筋や切り落とした身に、ごま油、すり下ろしたニンニク(好みでたっぷり)、コチュジャン、ヤンニョンジャン(唐辛子や香辛野菜をミソ)、日本酒で和えておく。ヤンニョンジャンがなければ、唐辛子を使い、ナンプラーなどで味を補う
これをごま油をひいたテフロンフライパンで炒め、マグロと調味料がなじんだら、水を注ぐ。これを小鍋に移す
マグロの関連ページ
クロマグロ、ミナミマグロのページ
メバチマグロ、キハダマグロのページ
ビンナガ、コシナガマグロのページ
築地での競りの模様
以上が市場魚貝類図鑑の掲載されています
小鍋で沸騰したら、白菜、ネギなどの野菜、豆腐を入れて煮上げる
これができあがり。豆腐はぜひいれたいもの。ニンニクや、ヤンニョンジャンなどの辛味はたっぷり入れたい



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