2002年4月28日
八王子市犬目の旅 no.2
初夏さながらの4月ももう終わろうという朝、なぜか肌寒い。
気温がこの日だけ3月に逆戻り。
この日はそろそろクビキリギスが姿を現しているのではと期待してきたのに。
昆虫の姿はほとんど見ることができなかった。
オオジシバリ キツネノボタン
キンポウゲの花 モミジガサ
名前のわからないおたまじゃくし ベニシジミ
 今年は春も、そして夏も早く来そうだ。そんな年の畑を耕すものにとって4月5月は大変である。早く早く、トマトもナスも、きゅうりもとあれこれ考えに考えて惑い悩む。
 そんなときに覗くのは犬目の園芸センターである。地元の農家が様々な苗を売る。そんな春の買い物がてら、またまた犬目のわき水湿原による。
 今回は少々疲れぎみで、最後まで寝床で「行かないでおこうと」と、どうにも体が動かない。そのまま、うつらうつらしていると、すでに着替えをすました娘が起こしにきた。しかたなく出発。
 薄曇りの空からは鈍い日ざしが差し込んでくる。出る時には気がつかなかったがとても寒い。仕方なく山道を登る。からからに乾いていた田に水がたまっている。ここの田起こしはまだのようだ。
 田の崖際には黄色いキツネノボタン、オオジシバリ。早春が薄紫とピンクなら、今はまさに黄の花盛り。林に入るとキンポウゲの花が薄暗い中に浮かんでいる。また林の針葉樹(たぶん杉)の遥か上にフジの花が咲いている。
 今日はやらなければいけないことがいっぱい。大急ぎで、わき水の流れる場所に出る。わき水の池(1メートルくらい)にはアメリカザリガニが1匹。まだイモリは見えない。また去年うるさいほどに鳴いていたクビキリギスの声も聞こえない。娘とクビキリギスを探すが、幼虫すらも見つからない。この冬は寒かった、それで成虫は越冬できなかったのだろうか?

(
写真左上から)オオジシバリ、キツネノボタン、林に浮かんでいたキンポウゲ、山菜のモミジガサ、見れば見るほど美しいハルジオン
 昆虫はほとんど見つからなかった。ハムシの仲間とベニシジミ。ベニシジミはたくさんいた。
 田んぼで娘が捕まえたのが、オタマジャクシ。前回、3月31日は黒いつぶつぶにしか見えなかったのがこれくらいになった。カエルの種類はわからない。夏がくれば捕まえて調べてみたい。
 アメリカザリガニは姿を見ただけ、溝の木の葉の下からすくいとったのがドジョウ。ほんの5センチほどだが、この旅の最大の収穫。
 犬目にいたのは1時間足らず。短い短いお散歩。農協ではハラトウリの苗とツルムラサキの種を買って来た。




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