2004年12月6日 03 築地買い物案内
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波除神社前にある名店。ここのお握りやお弁当、手絞りポン酢がいい味わい
おいしい01 ぼうずコンニャクの大好物、茂助だんご
おいしい02 鳥上商店の鶏肉と鴨の燻製
築地のうまい寿司屋は一軒ではないぞ
築地での買い物でいつも後悔するものに厚焼き玉子があるが、今回もやっぱり失敗
04/12.06 築地03

 久しぶりに築地でたっぷり買い物をしてきた。いつも荷(魚貝類)を見るのに疲れて買い物どころではない。それがあまりの荷の少なさについつい買い物をしてしまった。
 当日、買い込んだものは波除神社前のたぶん「持田」という店のポン酢、場内「小林川魚」のくりから串1本110円を8本、場外「玉八」の玉子焼き中550円、三軒家の血合いありの鰹の削り節500グラム1500円、鳥上商店の鴨のスモーク1700円である。築地では最近は買い物をしないが、もっとも頻繁に買うのは昆布と鰹節である。すなわち今回は珍しいことなのだ。
 築地に行くたびに玉子焼きを買ってしまう。それは過去のメモがなくなってしまったいて、もういちど築地の玉子焼きを食べてみようと思い立ったためだ。ちなみに築地では今まで心底うまい玉子焼きに出合ったことはない。今回の「玉八」のものにしても甘すぎて卵本来の旨味や出汁の味わいなんてまったく感じられなかった。「この甘さが普通なんだ」というのが寿司職人や築地に通う人たちの良識らしいが、現実にもっと甘みが穏やかで卵の風味や味わいが生きているものも寿司職人が作り出すものにある。「それは違うんだ、保ち(保存性)を考えて甘くないとだめ」というのがプロたちの考えであるようだ。しかしこの玉子焼き屋さんのもの我が家でも、そして一緒に試食してもらった人でもうまいという言葉は出なかった。
 鳥上商店の「鴨の燻製」はなかなかいい味わいであった。こんどは地鶏肉を買ってみたいと思う。
 波除神社前の手絞りポン酢であるが、これは築地に早く着いたらぜひ買ってみてもらいたい。ダイダイの酸味がほどよく香り高い。絶品だと思う。
 場内、小林川魚店の「くりから串」はウナギを開いて、紐のように割いて、串にうねらせて刺す。これを不動明王の炎がからみついた倶利伽藍の剣に見立てたもの。家庭でも焼きやすく、また少量のタレでも料理できる。便利なもの。
 今回の最大の「見っけもん」は三軒家(写真上)の鰹節削りである。三軒家は老舗の和田久で修行した人である。6丁目から築地に入ると右手にあって、通り過ぎるたびに買ってみたいと思っていた。それがとても親切な店でふらりと立ち寄ったものに新たに削ってくれて、それがなかなか上々の品。帰宅して素晴らしい出汁がとれたことを報告したい。



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