千葉県とはいえ関東屈指の市場。とにかく広い。
水産物と青果市場が巨大な建物に並んである。
船橋中央市場 千葉県船橋市本町2
2002年8月8日
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 船橋中央市場は「中央市場」、すなわち卸し専門の市場である。その規模は巨大であり、日本全国から荷が届く。中央市場・地方市場という公共の市場は多くがセリを行なう競り場と個々で営む卸店が背中合わせにある。
 船橋水産市場では大手荷受けの「丸中」、地元の「船橋水産」が並んで荷受けとなっておりセリを行なう。その競り場に続いて多くの中卸し、卸しの店が並んでいる。店舗の構成は青果22店舗、水産100である。これは地方市場とでは最大級のものである。
 この市場の特徴はやはり地元千葉県の魚貝類の入荷の多いことである。銚子港を始め勝浦、内房の竹岡などの魚、船橋のアサリなど。外房、内房、東京湾を控える土地柄が出ている。これは地場の魚貝類を失ってしまった築地・太田市場にはない魅力である。
 当日は源七水産(船橋を本拠地として八王子に店を持つ)のあんちゃん(本名は知らない)に教えてもらって、首都高、京葉道路と乗り継ぎあまり迷わないで市場にたどり着けた。市場の前には丸に源の字の見なれたトラックがある。入るとすぐにあんちゃんに会えた。
「今日は荷が少ないよ」とセリ場を見渡すとサンマの箱が目立つものの、競り場は閑散としている。また千葉からの活けものもほとんどない。しかたなく中卸しの通路をなんども見て回るが店はまだ始っていない。
 この主棟の駐車場を挟んであるのが食堂街や佃煮、包装紙などの店がある関連棟。ここで朝ご飯を食べる店を下見する。

 5時を過ぎて源七が八王子に向かう頃には魚貝類卸の店が開店。100に近い店舗を一筋一筋見て回る。当日は千葉の荷がほとんどなく残念ではあったが、さすがにメガ都市である千葉市、船橋市をまかなう市場である、どの店の品揃えも一流であり、特に寿司種のよさは築地に引けをとらない。しかも築地よりも通路が広い分ゆったり見てまわれる。お馴染みの「ターラー」が通るときにも避けないで済む。
 当日は時間的に個々の店を詳しく見ることができなかった。回っていても千葉県ならではという魚貝類がなくて話をするきっかけがつかめなかったせいでもあるが、声を掛けてくれて人は口々に「9月にくれば」、「夏は荷がないんだよ」、などと盛んに残念がっていた。特に銚子での底引きが休みであるのが魚の少ない原因のひとつであるとのこと。
 そんななかで見つけたのがコイ。市場の南端に大きな淡水魚を扱う店『鶴長』を見つけました。ウナギ、ドジョウ、コイを扱っています。今はウナギの最盛期、びっくりする量のウナギを割いているところでした。コイは茨城県(霞ヶ浦?)産。
 またあんちゃんのお友達、カネカ水産には迷っている最中に声を掛けていただきました。
当日、お世話になったあんちゃん、
船橋市場のみなさん
鮮魚全般を扱う「カネカ商店」。店の人はとても優しい
ウナギ、ドジョウ、コイの店、「鶴長」。品揃えは築地にも負けない
市場をめぐりながら感心したのが品揃えのよさ。そして親切で優しい市場の方達。写真で祭半纏が見えるのは当日(8月8日)は船橋の花火大会が予定された(残念ながら風で順延)
早朝から開いていた関連棟のサンドイッチ屋さん。「どこかなつかしいな」と思った



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