2004年10月7日
三河の旅 01 一色魚市場
2004年8月7日から翌8日まで、愛知県幡豆郡一色町を旅しました。
三河の旅目次へ! ■市場魚貝類図鑑
 
04/10.07 01

 今回の「魚貝類を探す旅」は愛知県幡豆郡一色町、一色漁港への旅である。「魚貝類を探す旅」も住まいのことから千葉、神奈川、静岡を中心にならざるをえないが、東名高速をとばせば愛知は決して遠くないと思われた。また一色はトロール(底引き網)漁がもっとも古くから行われていたところ。実際に千葉県銚子での底引きは一色からの移住組が先鞭をつけている。現在でもトロール船はもっとも多いのではないか? 期待はふくらんでふくらんではじけそうである。

 話は少したどることになるが、一色に行こうと思い決めたのは一色在住の堀淳さんという方とネットで知り合いになったためである。堀さんは『一色市場へようこそ!!』というにぎやかで楽しいサイトを運営している。このサイト、思わず乗り出すほどに楽しいのは市場で出合った魚貝類をそのままに画像として掲載していること。すなわち「一色の市場ぶり」をそのまま、惜しむことなく「見せる」ことに徹している。そして何度か電話連絡するうちに「我が家にお泊まりください」といううれしい提案をいただいた。毎回のつましい旅にはこれほどありがたいことはない。行ってみたかった一色である決断は閃光のように我が頭のすべてに行き渡り、あとは出発の日を待つだけとなった。
 さて今回の旅は一人旅ではない。甲殻類、特にエビの種類が多いとのことから専門家である、沼津の飯塚栄一さんに同行願うことにした。飯塚さんがいることで数倍多い魚貝類と出合い、またほとんど生物は当地で同定をすることが出来るはずである。

 沼津によってから愛知県一色に向かうのだが、さて一体何時に出発すればいのか? ざわざわ騒いでいる家族を見ている内にとりあえず出発することにする。車に乗り込むとラジオからちょうど10時の時報が聞こえる。連日の過密スケジュールから東名足柄パーキングエリアで1時間ほど熟睡。その深い眠りから覚醒させてくれたのはケータイに設定した目覚ましではなく、ふわふわとした揺れである。ぼんやり車外を見ていると車がゆさゆさと揺れているのがわかる。ばんやり揺れが治まるのを待ってからラジオをつける。まだ6日だ。そして12時をまわって震源は茨城県南部と遠く、けっして駿河湾からの揺れではないことを確認して沼津インターを降りた。沼津駅前の店の前で飯塚さんを乗せて、また東名に入る。
 車の中では、とりとめのないものの、興味深い話題があとからあとからとぎれることなく続いていく。8月にお亡くなりになった毎原泰彦先生のこと、また駿河湾の深海に生息する甲殻類のこと。
 なぜだか東名高速は混んでいる。もう3時半をとおに回ってから音羽蒲郡インターを降りる。
 音羽蒲郡からは標識どおりに碧南方面を目指す。インターを降りてすぐ蒲郡に向かう有料道路料金所で止まろうとすると後ろから来たトラックにけたたましいクラクションと、あわや追突という不愉快な嫌がらせを受けた。この有料道路は深夜は無料なのだ。他県ナンバーが当然とまどうだろうに、このような行為をするトラック運転手の悪質さに驚くとともに、こんなバカなところに有料道路を造る役人のハレンチぶりに怒りを感じる。
 吉良に入ってからときどき雨がざーざーと降り、道路にはその雨量を示すように大きな深い水たまりがある。道路の周辺には民家もなく、ぽつんぽつんとコンビニがある(面白かったのはこの寂しい道路沿いにコンビニが点在するのは三河全般に見られる)。蒲郡市、幡豆町、吉良町と来て、一色に入ってからは「一色市場」のわかりやすい目印があってすんなりと到着した。ケータイの時計は午前4時である。
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堀淳さんの
『一色市場へようこそ!』へ!



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