ぼうずコンニャクの食べる魚貝類だけでなく多彩な生物の図鑑です。掲載種は2000種、食用の水産生物の一般的なものは総て網羅。検索法・食べ方を詳しく解説しています。

モズク(英名/Namacystus)

学名:Nemacystus decipiens   (Suringar) Kuckuck, 1930

モズクの形態写真

太さ1ミリ以下で非常に細い。

  • 魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度

    ★★

    これは常識

    ★★

    地域的な水産物、嗜好品的なもの

    ★★★★

    非常に美味
    分類
    植物界褐藻植物門褐藻綱ナガマツモ目モズク科モヅク属
    外国名
    英名/Namacystus
    学名
    Nemacystus decipiens   (Suringar) Kuckuck, 1930
    漢字・由来
    漢字 藻着、藻付
    由来・語源
    ホンダワラなどの海藻に付着する性質から。
    モニツクメ(藻につく芽)の意味。
    地方名・市場名
    一般にはモズク(水雲、海蘊)。
    他にはモゾコ、モウゾコ、ソクズ、モクズ。
    生息域
    海水生。太平洋中南部、瀬戸内海、九州、日本海沿岸。
    生態
    低潮線周辺のホンダワラ類に絡まる。ホンダワラではヤチマタモクに絡まることが多いのだというが、今回のものはマメダワラについていた。
    基本情報
    モズク類総論
    もともとはホンダワラなどに絡みついて生息する糸状の海藻をモズクといった。
    そのため、「モズク」ではなく標準和名では「モヅク(藻着)」であった。
    それが糸状に干し長い海藻を言うように代わってきている。
    そのため本来のモズクだけではなく、イシモズクやオキナワモズク、フトモズクなども市場では同様に扱われている。
    古くは代表的なものは本州などでとれるモズクであったが、現在ではほとんど総てがオキナワモズクに代わり、その他のものは季節限定、もしくは流通量が少なく高級品となってしまっている。

    ホンダワラなどに絡みつく非常に細い海藻。
    古くから食用になっており、春の歳時記、季語ともなっている。
    それが現在ではとれる量が激減、非常に高価なものとなっている。
    また春先に出回る走りの「花モズク(端モズク)」は超高級品だ。
    水産基本情報
    市場での評価 塩蔵品、生で入荷してくる。量的に少なく、高価。
    漁法 採取
    産地 新潟県ほか
    選び方
    粘液が透明なもの。
    味わい
    晩春から初夏にかけてが旬。
    フトモヅク、イシモヅクとは違ってより細く粘り気があり、細く団子状になりやすい。
    また細くやや柔らかい。
    栄養
    寄生虫
    食べ方・料理法・作り方
    調理法 湯通し、汁
    生のものはさっと湯通しして刻み三杯酢というのが美味。
    汁ものに入れてもうまい。
    他には天ぷらにもなる。

    好んで食べる地域・名物料理
    加工品・名産品
    塩蔵品/日本海各地。塩出しして利用。
    釣り情報
    歴史・ことわざ・雑学など
    参考文献・協力
    広島県倉橋島産。倉橋島の「日美丸」平本勝美さんから
    同定他/千葉県立中央博物館海の博物館 菊地則雄
  • 主食材として「モズク」を使用したレシピ一覧

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