マツバガニ

Scientific Name / Hypothalassia armata (De Haan, 1833)

マツバガニの形態写真

甲幅12cm、最大で15cm前後になる。オウギガニ科では突出して大きい。甲は五角形をしている。甲羅の中央部分は平滑。甲の周辺、客に強い棘が多数ある。
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甲幅12cm、最大で15cm前後になる。オウギガニ科では突出して大きい。甲は五角形をしている。甲羅の中央部分は平滑。甲の周辺、客に強い棘が多数ある。甲幅12cm、最大で15cm前後になる。オウギガニ科では突出して大きい。甲は五角形をしている。甲羅の中央部分は平滑。甲の周辺、客に強い棘が多数ある。甲幅12cm、最大で15cm前後になる。オウギガニ科では突出して大きい。甲は五角形をしている。甲羅の中央部分は平滑。甲の周辺、客に強い棘が多数ある。甲幅12cm、最大で15cm前後になる。オウギガニ科では突出して大きい。甲は五角形をしている。甲羅の中央部分は平滑。甲の周辺、客に強い棘が多数ある。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目オウギガニ上科オウギガニ科マツバガニ属

    外国名

    学名

    Hypothalassia armata (De Haan, 1833)

    漢字・学名由来

    漢字 松葉蟹
    由来・語源 全身にある細くて強い棘が松葉を思わせるため。
    De Haan
    Wilhem de Haan (ウィレム・デ・ハーン 1801-1855 オランダ。ドゥ・ハーンとも)。ライデン王立自然史博物館。シーボルトが日本から持ち帰った標本、特に甲殻類を研究。『日本動物誌』(Fauna Japonica)をテミンク、シュレーゲルとともに編む。日本に生息する甲殻類の多くを記載している。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。水深30-120mの岩礁地帯。
    東京湾、相模湾、伊豆下田、志摩半島、紀伊長島、紀伊南部、長崎、種子島。
    韓国済州島、グアム、香港、済州島、オーストラリア、インド-西太平洋域。

    生態

    基本情報

    「まつばがに」というとケセンガニ科のズワイガニが山陰などで「松葉ガニ」と呼ばれ、人気が高いために紛らわしい。標準和名マツバガニはあくまで本種のことである。国内では温かい海域にいるものの個体数が少ないために水揚げ量が非常に少なく、複数個対一度に揚がることはまずない。国内では非常にマイナーなカニである。
    大型ではあるが脚や甲羅の棘が強く、生きているものを素手で触ることはまずできない。食べるときにもわずらわしい。

    水産基本情報

    市場での評価 ほとんど流通しない。値がつかない。
    漁法 刺し網、底曳き網
    産地 千葉県、長崎県

    選び方

    原則的に生きているもの。

    味わい

    旬は不明。
    甲羅、棘は非常に強く硬い。痛くて生きているときは動きが速く、とてもつかまえることが出来ないくらいにトゲトゲしい。ハサミも非常に協力。もともと体色がオレンジ色をしているが、熱を通してもあまり色が変わらない。
    身が少なく、歩留まりが非常に悪いものの筋肉の味はいい。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    マツバガニの料理法・レシピ・食べ方/ゆでる

    マツバガニの塩ゆで 塩水の中で15分ほどゆでたもの。脚の部分にはあまり筋肉がなく、食べる部分としては甲下とハサミとなる。筋肉には甘味がありカニらしい風味も楽しめる。みそは美味。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『大型甲殻類図鑑Ⅰ・Ⅱ』(三宅貞祥 保育社)
  • 主食材として「マツバガニ」を使用したレシピ一覧

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