マツバガイ

Scientific Name / Cellana nigrolineata (Reeve,1839)

マツバガイの形態写真

80mm SL 前後になる。殻高はやや低いものと高いものがある。表面はぶつぶつしていなくて、薄い褐色の地に赤褐色の放射状の模様があるものと、上部は胡麻状の褐色の斑点があり裾にかけて赤褐色の網目状の模様のあるものがある。
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80mm SL 前後になる。殻高はやや低いものと高いものがある。表面はぶつぶつしていなくて、薄い褐色の地に赤褐色の放射状の模様があるものと、上部は胡麻状の褐色の斑点があり裾にかけて赤褐色の網目状の模様のあるものがある。80mm SL 前後になる。殻高はやや低いものと高いものがある。表面はぶつぶつしていなくて、薄い褐色の地に赤褐色の放射状の模様があるものと、上部は胡麻状の褐色の斑点があり裾にかけて赤褐色の網目状の模様のあるものがある。ウシノツメ/非常に大形で褐色の放射状の筋がなく貝殻に波状の放射状の畝があるタイプをウシノツメという。80mm SL 前後になる。殻高はやや低いものと高いものがある。表面はぶつぶつしていなくて、薄い褐色の地に赤褐色の放射状の模様があるものと、上部は胡麻状の褐色の斑点があり裾にかけて赤褐色の網目状の模様のあるものがある。80mm SL 前後になる。殻高はやや低いものと高いものがある。表面はぶつぶつしていなくて、薄い褐色の地に赤褐色の放射状の模様があるものと、上部は胡麻状の褐色の斑点があり裾にかけて赤褐色の網目状の模様のあるものがある。80mm SL 前後になる。殻高はやや低いものと高いものがある。表面はぶつぶつしていなくて、薄い褐色の地に赤褐色の放射状の模様があるものと、上部は胡麻状の褐色の斑点があり裾にかけて赤褐色の網目状の模様のあるものがある。80mm SL 前後になる。殻高はやや低いものと高いものがある。表面はぶつぶつしていなくて、薄い褐色の地に赤褐色の放射状の模様があるものと、上部は胡麻状の褐色の斑点があり裾にかけて赤褐色の網目状の模様のあるものがある。80mm SL 前後になる。殻高はやや低いものと高いものがある。表面はぶつぶつしていなくて、薄い褐色の地に赤褐色の放射状の模様があるものと、上部は胡麻状の褐色の斑点があり裾にかけて赤褐色の網目状の模様のあるものがある。80mm SL 前後になる。殻高はやや低いものと高いものがある。表面はぶつぶつしていなくて、薄い褐色の地に赤褐色の放射状の模様があるものと、上部は胡麻状の褐色の斑点があり裾にかけて赤褐色の網目状の模様のあるものがある。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    腹足綱前鰓亜綱カサガイ目ヨメガカサガイ亜目ヨメガカサガイ科ヨメガカサガイ属

    外国名

    学名

    Cellana nigrolineata (Reeve,1839)

    漢字・学名由来

    漢字 松葉貝
    由来・語源 『目八譜』(武蔵石寿著、服部雪斎ほか画 弘化2年[1845])より。貝殻にある筋状帯が松葉を思わせるため。
    Reeve
    Lovell Augustus Reeve (ロベル・オーガスタス・リーブ 1814-1865)、イギリス。貝類学者。
    目八譜
    1843(天保14)、武蔵石寿(武蔵孫左衛門)が編んだ貝の図譜のひとつ。図は服部雪斎が描く。武蔵石寿は貝類を形態的に類別。1064種を掲載する。現在使われている標準和名の多くが本書からのもの。貝類学的に非常に重要。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。潮間帯岩礁域、護岸、テトラポット。
    房総半島、男鹿半島から九州南部。
    朝鮮半島。
    生態画像 潮間帯の岩礁域に生息。磯などでは比較的目立つ。非常に強く付着しているので剥がすのは大変。

    生態

    潮が満ちたとき、夜間などに微少な植物(海藻)などを求めて、1日に2〜3メートル移動する。

    基本情報

    カサガイはその名の通り笠を伏せたような形をしている。
    国内で食用となっているのはマツバガイ、ベッコウガサ、ヨメガガサの3種。
    海辺の潮間帯や潮間帯上部に普通に見られるもの。
    漁村にとっても換金することはなく、子供や老人が採取するもの。
    春の磯遊び(浜下り)などでとり、海辺でみそ汁の具になる。
    現在でも海辺で細々と利用されており、少ないながら産地周辺で売り買いされている。

    流通する水産物ではなく、磯などで採取するもの。
    古くから磯遊びなどでとって家庭で味覚を楽しむもの。
    海辺などでは磯物ともいう。
    要するに換金できない海産物のひとつ。

    水産基本情報

    市場での評価 ほぼ流通しない。
    漁法 採取
    主な産地

    選び方

    原則的に生きているもの。

    味わい

    旬は不明
    足は食感が良く、クセがない。
    ワタはやや旨みを感じるが物足りない。
    小石などを噛んでいることがある。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    料理法
    酒蒸し、煮る、生食


    マツバガイの酒蒸し
    酒蒸し 酒、塩、少量の水で蒸し煮したもの。軟体は軟らかく、内臓に磯の香りが高い。
    マツバガイの刺身
    刺身 足の部分から内臓を取り除き、よく洗ったもの。食感がよく噛むほどに味が出てくる。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/橋本歩(愛媛県八幡浜)
    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『水産無脊椎動物Ⅱ 有用・有害種各論』(奥谷喬 恒星社厚生閣)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)

    地方名・市場名

    カタギャー
    場所佐賀県唐津市馬渡島 参考『佐賀の隠れ味 食文化をたずねて』(貞松光男 佐賀新聞社) 
    ヨメヨガサ
    場所鹿児島県 
    オクボ
    場所高知県土佐清水市 
    オツボ
    場所愛媛県宇和島市 
    カサッカイ
    場所千葉県千倉町白間津 備考カサガイ類全般。 
    カタカイ カタガイ
    場所愛媛県松山市中島、長崎県平戸市 
    クボ
    場所高知県幡多郡大月町 
    シリタカ
    場所和歌山県串本町古座 備考カサガイ類全般。 
    ジンガサ
    場所愛媛県伊方、福岡県柳川市、鹿児島県 
    バッタラ
    場所兵庫県姫路市家島群島坊勢島 
    ヒナタメ
    場所愛媛県伊方町 
    ヨメサンガイ[嫁さん貝]
    場所高知県幡多郡大月町西浦・樫ノ浦 備考嫁さんがとる貝という意味。 参考公益財団法人 黒潮生物研究所/中地シュウ 
    イソモノ[磯物] イソモン[磯物]
    備考一般に他の生き物(主に貝など)を含めてイソモノ、イソモン(磯物)。 
    ウシノツメ
    サイズ / 時期大型 
    アイカ アサリ イシモノ イボガキ イワッキバイ ウシノクラ オオネブト オチョンボリ
    参考文献より。 
  • 主食材として「マツバガイ」を使用したレシピ一覧

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