ぼうずコンニャクの食べる魚貝類だけでなく多彩な生物の図鑑です。掲載種は2000種、食用の水産生物の一般的なものは総て網羅。検索法・食べ方を詳しく解説しています。

フトミゾエビ(英名/Western king prawn, Stone shrimp)

学名:Melicertus latiaulcatus (Kishinouye,1896)

代表的な呼び名シンチュウエビ

フトミゾエビの形態写真

20センチ前後になる。額角に沿った溝が深い。生きているときは黄色やコバルトグリーンで美しい。

  • 魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度

    ★★★★★

    知っていたら学者級

    ★★

    地域的な水産物、嗜好品的なもの

    ★★★★

    非常に美味
    分類
    節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目根鰓亜目クルマエビ科クルマエビ属
    外国名
    英名/Western king prawn, Stone shrimp
    学名
    Melicertus latiaulcatus (Kishinouye,1896)
    漢字・由来
    漢字 太溝蝦
    由来・語源 額角にそって溝があり、これが深く幅が広い。
    地方名・市場名
    シンチュウエビという地域が多い。
    徳島県阿南市ではツルツル。また「おいらん」と呼ぶ地域がある。
    生息域
    海水生。房総半島以南、沖縄、台湾、東インド諸島、オーストラリア、インド・ベンガル湾、紅海。
    生態
    基本情報
    国内ではまとまってとれることは少ない。
    比較的目立たないエビであるが、インド洋では重要種とされている。
    天然もので輸入されており、国産のものよりも見かける機会は圧倒的に多い。
    小型でホワイト系に近い色合いなので、比較的手頃な値段となっている。
    水産基本情報
    市場での評価 国産はほとんど出回らない。冷凍輸入されたものはしばしば目にする。エビの中では安い。
    漁法 底曳き網
    産地
    選び方
    できれば生きているようなものを。頭の黒ずんでいないもの。頭と胴体の間の伸びていないもの。
    味わい
    旬は不明
    主に冷凍流通。
    やや小型。
    赤の発色は普通。
    肉はしまってほどよく繊維質。
    甘み、エビの風味、旨みともに豊か。
    栄養
    寄生虫
    食べ方・料理法・作り方
    調理法
    天ぷら、ゆでえび、唐揚げ、グラタン、スープ
    小型のものはかき揚げに、また天ぷらにしても美味。
    ゆでエビにして「エビのカクテル」にしてもいい。
    マヨネーズとケッチャップでもっとも単純なカクテルソースを作るといい。
    唐揚げにしてもいい。
    グラタンやスープの具にもいい。
    特にタイ料理のトムヤムクンなどはエビの旨みを生かし、とても美味。
    好んで食べる地域・名物料理
    加工品・名産品
    釣り情報
    歴史・ことわざ・雑学など
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    比較的浅い場所でとれるもの。あまりまとまってとれないので大型のクルマエビの仲間であるのに国産を見る機会は少ない。
    生きているときは蛍光グリーンや黄で華やかなイメージがあり「おいらん」などとも呼ばれている。
    ◆食べてみる◆
    クルマエビの仲間であるだけに味はよい。
    単にゆでるとクルマエビのように鮮やかな赤にはならないが甘味があって美味。
    天ぷらにしてもいい味わいだ。
    他には塩焼き。
    参考文献・協力
    『日本産エビ類の分類と生態 Ⅰ.根鰓亜目』(林健一 生物研究社)
  • 主食材として「フトミゾエビ」を使用したレシピ一覧

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