ニュージーランドヘイク

Scientific Name / Merluccius australis  (Hutton, 1872)

代表的な呼び名メルルーサ

ニュージーランドヘイクの形態写真

体長1.3メートル前後になる。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★★
      一般的(流通量は普通)
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区側棘鰭上目タラ目メルルーサ科メルルーサ属

    外国名

    Merluza sureña
    言語スペイン語 
    Hake Whiting

    Southern hake
    言語英名 

    学名

    Merluccius australis  (Hutton, 1872)

    漢字・学名由来

    地方名・市場名

    メルルーサ
    場所小売り店 

    生息域

    海水生。ニュージーランド、オーストラリア南東沖。
    水深400メートル〜1000メートル。

    生態

    産卵期は夏。

    基本情報

    メルルーサには何種かあるが、もっとも代表的なもの。
    1975年から日本船で漁獲、国内で販売されるように。
    白身で非常に味がよく、資源量も安定している。

    水産基本情報

    市場での評価 市場では見ていない、冷凍物として加工用、飲食店用、またときにスーパーなどでの白身として流通するものと思われる。値段はやや高め。
    漁法 底曳き網
    産地 ニュージーランド

    選び方

    冷凍焼け、変色、ドリップしていないもの。

    味わい

    旬は不明。
    白身でまったくクセがない。メルルーサのなかでは肉がしまっている。
    料理の方向性 クセのない上質の白身で熱を通しても硬く締まらない。ただしうま味豊かとは言えない。料理法としては揚げる、ソテーするなどに向き。煮るとあっさりしているがもの足りなく感じそう。
    白身で旨みには欠けるが、まったくクセがない。どのように料理しても魚くさくない。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    料理法 揚げる(フライ、唐揚げ)、ソテー(ムニエル)、煮る(煮つけ)
    ニュージーランドヘイクのフライフライにするとふんわりさくっと揚がって、ほんのり甘味がある。
    ニュージーランドヘイクのムニエルムニエルはやや硬く締まるが、バターとの相性がよく味わい深い。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    ニュージーランド・オーストラリア海域と南米海域のものは別種(Merluccius polylepis)とは別種とされていたが、同種であることがわかった。

    参考文献・協力

    協力/金田聡さん
    『新顔の魚 1970-1995』(阿部宗明 財団法人伊藤魚学研究振興財団 まんぼう社)、『商用魚介名ハンドブック』(日本水産物貿易協会編 成山堂)
  • 主食材として「ニュージーランドヘイク」を使用したレシピ一覧

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