スナヤツメ

Scientific Name / Lethenteron reissneri (Dybowski,1869)

スナヤツメの形態写真

体長16cm前後になる。細長く鰭は背鰭、尾鰭しかない。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


    分類

    無顎上綱頭甲綱ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科カワヤツメ属

    外国名

    学名

    Lethenteron reissneri (Dybowski,1869)

    漢字・学名由来

    漢字 砂八目、砂八目鰻 Sunayatume
    由来・語源 長野県(信濃地方)、岐阜県での呼び名。幼生が砂に潜って暮らすため。

    地方名・市場名

    ヤツメ
    場所岐阜県下呂市萩原 参考『萩原文庫6 萩原の風土と生きもの』(はぎわら文庫編集委員会 岐阜県益田郡萩原町 1984) 
    カギヤツメ
    場所秋田県横手市雄物川町 
    ヤツメウナギ
    場所栃木県那須郡那珂川町 

    生息域

    淡水魚。
    北海道〜九州北部。

    生態

    一生を淡水で暮らす。
    産卵期は5〜6月。
    幼生はアンモシーテスと呼ばれ目が埋没し、鰓孔も見えず、口も吸盤には見えない。
    アンモシーテスは中流・下流域の砂地に潜る。

    基本情報

    絶滅危惧種。
    小型のヤツメウナギで一生を淡水系で暮らす。
    一般に食用ではない。
    栃木県のある場所ではウナギのうけのエサにしていたという。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)、『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂)
  • 主食材として「スナヤツメ」を使用したレシピ一覧

関連コンテンツ