ぼうずコンニャクの食べる魚貝類だけでなく多彩な生物の図鑑です。掲載種は2000種、食用の水産生物の一般的なものは総て網羅。検索法・食べ方を詳しく解説しています。

ギンタカハマ(Turban snail)

学名:Tectus pyramis (Born,1778)

ギンタカハマの形態写真

殻長8cm前後になり大形。正円錐で真横から見ると正三角形。表面に突起などはない。

  • 魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度

    ★★★★

    知っていたら達人級

    ★★

    地域的な水産物、嗜好品的なもの

    ★★★★

    非常に美味
    分類
    軟体動物門腹足綱前鰓亜綱古腹足目ニシキウズ超科サザエ科ニシキウズガイ亜科ギンタカハマ属
    外国名
    Turban snail
    学名
    Tectus pyramis (Born,1778)
    漢字・由来
    漢字 銀高浜
    由来・語源 『六百介品』より。
    地方名・市場名
    別名、ヒロセガイ(広瀬貝)。
    コソダカ/宮崎県日南市油津
    シロミナ(白みな)/宮崎県日南市油津
    ダイダイゴマ/徳島県海部郡海陽町宍喰漁業協同組合・竹ヶ島
    タタキゴマ/愛媛県伊方町
    タカジミナ/鹿児島県南さつま市笠沙
    トウネ/三重県熊野市
    ヌケズ/徳島県海部郡海陽町宍喰漁業協同組合
    オサダ、ガマ、カマワラシ、サンカクビナ、サンカクミナ、サンカッビナ、シイタカミナ、シッタカ、シッタカミナ、シリタカ、シリダカ、シリタタキ、シリタテ、ジンガラガッサ、タカジイ、タカセビナ、タカタカ、タカタカミナ、タカチビ、タカチホミナ、タカチョウミナ、タカミナ、タタキイソモンノ、ツベタカ、トウネ、トウネン、トンガイミナ、ナナマガリ、ヒシグゥ、ヒノイ、ヒロセガイ、フナンソコツッポガイ、フノイ、フノミナ、ポンポンゲー、ベイ、メットウ。
    生息域
    海水生。房総半島以南。
    潮下帯上部の岩礁域。
    生態
    基本情報
    太平洋沿岸の暖かい海域の食用貝。浅い場所にいるので各地で好んで食べられている。
    鹿児島県などでは身が取りだしにくいので、独特の針金で作った器具を用いて食べたりする。
    流通もするが、自家用に取って食べることが多そう。
    水産基本情報
    選び方
    原則的に生きているもの。
    味わい
    旬は春。
    貝殻は厚みがあり、硬い。
    身は熱を通すとやや硬く、甘みがあり、ワタの苦みは少ない方。
    栄養
    寄生虫
    食べ方・料理法・作り方
    調理法 ゆでる
    ゆでる◆単に塩ゆでにして食べるのが一般的。ワタにうま味が強く、身はほくほく甘く、クセのない味わい。少し硬い。
    ギンタカハマの塩ゆで塩ゆで 身は取り出しにくい。貝殻の楊枝が刺さっている部分に穴を開けて、楊枝などで外に送り出しながら身を抜く。甘味があって、ゆでてもあまり硬くならず、内臓にもクセがなく美味。
    好んで食べる地域・名物料理
    だいだいごまの炊き込みご飯 ギンタカハマの中身をご飯にしょうゆ味で炊き込んだもの。[徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島]
    ぬた ゆでて身を取り出し、酢みそで食べる。[徳島県海部郡海陽町竹ヶ島]
    加工品・名産品
    釣り情報
    歴史・ことわざ・雑学など
    参考文献・協力
    協力/宍喰漁業協同組合(徳島県海部郡海陽町)、竹ヶ島のみなさん(徳島県海部郡海陽町)、なこや商店(宮崎県日南市油津)、長野淳さん(三重県熊野市)
    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)、『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社)、『日本語源大辞典』(小学館)
  • 主食材として「ギンタカハマ」を使用したレシピ一覧

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