キビレマツカサ

Scientific Name / Myripristis chryseres Jordan & Evermann,190

キビレマツカサの形態写真

20cm前後になる。胸鰭以外の鰭が黄金色を呈す。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区正真骨下区棘鰭上目キンメダイ系キンメダイ目イットウダイ科アカマツカサ亜科アカマツカサ属

    外国名

    Yellowfin soldierfish
    言語英語 

    学名

    Myripristis chryseres Jordan & Evermann,190

    漢字・学名由来

    漢字 黄鰭松笠
    Soldierfish 英名は兵士魚であるが、鎧(armor)を着けた兵士を思わせる魚という意味だ。堅い鱗で敵(天敵)を寄せつけないことからくる。イットウダイ科の魚に共通し、総称でもある。
    Soldierfish 英名は兵士魚であるが、鎧(armor)を着けた兵士を思わせる魚という意味だ。堅い鱗で敵(天敵)を寄せつけないことからくる。イットウダイ科の魚に共通し、総称でもある。本種は Yellowfin soldierfish 黄色い鰭の兵士魚だ。

    地方名・市場名

    アカユー アカイユ
    場所沖縄本島 
    エビス
    場所沖縄本島うるま市 

    生息域

    海水魚。岩礁域。
    八丈島、小笠原諸島、静岡県大瀬崎、和歌山県串本、高知県柏島、沖縄県伊江島。台湾南部、インドー太平洋域。

    生態

    基本情報

    沖縄では「アカイユ」のひとつ。
    比較的小型なので人気はあまりない。
    安値で取引される割りに味がいい。

    水産基本情報

    市場での評価 食用魚として認知されているのは沖縄のみ。安い。
    漁法 追い込み漁、定置網
    産地 沖縄県

    選び方

    触ってへこまないもの。色が鮮やかなもの。

    味わい

    旬は不明。
    鱗は非常に硬い。取るのは大変である。皮は比較的厚みがあり、しっかりしている。
    透明感のある白身で血合いは弱い。
    内臓がキレイでもある。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    調理法 刺身、魚汁(みそ汁)
    ※まだ2尾しか手に入れていないので刺身と魚汁しか作っていない。沖縄の魚を探してくれる業者の方求むだ。
    刺身◆淡泊ななかにうま味があり、ほんのり甘い。ほどよい弾力がありいい味の刺身である。血合いがきれいなので見栄えもいい。
    汁◆魚汁(みそ汁)はあらに刺し昆布で水から煮出してみそを溶いただけ。実に味わい深いだしが出て実にうまい。
    キビレマツカサの刺身刺身◆淡泊ななかにうま味があり、ほんのり甘い。ほどよい弾力がありいい味の刺身である。血合いがきれいなので見栄えもいい。
    キビレマツカサの汁汁◆魚汁(みそ汁)はあらに刺し昆布で水から煮出してみそを溶いただけ。実に味わい深いだしが出て実にうまい。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
  • 主食材として「キビレマツカサ」を使用したレシピ一覧

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