甲長120ミリ前後になる。全身ビロードを思わせる短い毛に覆われている。鉗脚の指などの先には毛がなく白い。
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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
★
食べられなくはない
分類
節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目カイカムリ群カイカムリ上科カイカムリ科オオカイカムリ属外国名
学名
Dromidiopsis dormia (Linnaeus,1763)漢字・学名由来
漢字 大貝被
由来・語源 貝殻を被り生活をしているカニの仲間で大型のものという意味合い。本種は海面をかぶる。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。水深20〜50メートル。
八丈島、和歌山県、鹿児島県、沖縄。インド太平洋、ハワイ諸島、南アフリカ東岸。生態
珊瑚礁などで海綿類を背負って生活している。基本情報
食用ではない。水産基本情報
市場での評価 流通しない。
漁法 エビ刺し網、底引き網
産地 鹿児島県選び方
ー味わい
「漁師なかまでは有毒種だと考えられている」と図鑑にある。
甲羅はやや硬く、火を通すと身はスポンジ状になり、場所によっては縮んで空の状態になる。
甘みやカニらしい風味はあるが、あえて食べる気にならない。
カイカムリの仲間は毒性などは不明。食べる場合は自己責任で栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/田中水産(鹿児島県鹿児島市)
『原色日本大型甲殻類図鑑 Ⅰ、Ⅱ』(三宅貞祥 保育社)