ぼうずコンニャクの食べる魚貝類だけでなく多彩な生物の図鑑です。掲載種は2000種、食用の水産生物の一般的なものは総て網羅。検索法・食べ方を詳しく解説しています。

イシカワシラウオ(Icefish)

学名:Salangichthys ishikawae Wakiya and Takahasi,1913

代表的な呼び名シラウオ

イシカワシラウオの形態写真

体長6センチ前後になる。尾鰭の付け根に2つの黒斑がある。

  • 魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度

    ★★★★★

    知っていたら学者級

    ★★★

    一般的な水産物(流通量は多くも少なくもない)

    ★★★★

    非常に美味
    分類
    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区新骨亜区正新骨下区側原棘鰭上目サケ目シラウオ科シラウオ属
    外国名
    Icefish
    学名
    Salangichthys ishikawae Wakiya and Takahasi,1913
    漢字・由来
    漢字 石川白魚
    由来・語源 石川千代松への献名ではないかと思われる。
    地方名・市場名
    生息域
    海水魚。外海の沿岸域に生息。淡水域には入らない。
    青森県〜和歌山県の太平洋沿岸。
    生態
    産卵期は4〜5月。
    1年魚。
    基本情報
    国内にはシラウオ、イシカワシラウオ、アリアケシラウオ、アリアケヒメシラウオの4種が生息する。
    食用となっているのはアリアケヒメシラウオ以外の3種。
    アリアケシラウオは近年ほとんどとれない珍しい魚となってしまっているので、現実には2種だ。
    島根県宍道湖など淡水の影響の汽水域などでとれるのがシラウオ。
    千葉県から福島県などの外洋に面した淡水の影響のない海域であがるのがイシカワシラウオである。
    ともに味は非常によく高値で取引されている。
    水産基本情報
    市場での評価 主に青森県〜茨城県から入荷するもの。鮮魚としらす干しとして入荷。高価。
    漁法 船びき網、刺し網
    産地 岩手県、宮城県、福島県、茨城県
    選び方
    透明感のあるもので、触って硬いもの。
    味わい
    旬は冬から春
    小振りで細長いので骨、鱗などは気にならない。
    いいだしが出るので汁にも向いている。
    栄養
    寄生虫
    食べ方・料理法・作り方
    調理法
    アヒージョ(オイル煮)、かき揚げ、卵とじ、釜揚げ、生食
    イシカワシラウオのかき揚げかき揚げ
    春たけるに従い大きくなる。これを春野菜である三つ葉やせりを合わせてかき揚げにする。なんとなく春らしい香りがする。微かな苦みもよい。
    イシカワシラウオの卵とじ卵とじ
    卵とじは硬めにとじじても、汁ものにしても非常に美味しい。おかずなら硬くとじるなど使い分けたい。
    イシカワシラウオの釜揚げ釜揚げ 塩味の熱湯でさっと煮上げて、ザルに上げるだけ。煮立てよりも少し置いた方が身がしっかりする。
    イシカワシラウオの刺身生食
    まずは食感を楽しみ。その後に来る苦みと、独特のうま味を楽しみたい。生食はわさびよりもしょうがが合うと思うが、各自のお好みで。
    好んで食べる地域・名物料理
    加工品・名産品
    しらす干し 九十九里などで作られている高級品。
    釣り情報
    歴史・ことわざ・雑学など
    参考文献・協力
    福島県水産試験場『ふくしま海の幸』
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)
  • 主食材として「イシカワシラウオ」を使用したレシピ一覧

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