ヨーロッパコウイカ

Scientific Name / Sepia of!cinalis Linnaeus, 1758

ヨーロッパコウイカの形態写真

外套長30センチを超える。大型のコウイカ。外套にはトラ状の文様がある。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★★
      一般的(流通量は普通)
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    軟体動物門頭足綱鞘形亜綱十腕形上目コウイカ目コウイカ科コウイカ属Sepia亜属

    外国名

    Cuttlefish
    言語英名 

    学名

    Sepia of!cinalis Linnaeus, 1758

    漢字・学名由来

    地方名・市場名

    モンゴウイカ[紋甲烏賊]
    備考流通上は。 

    生息域

    海水生。ヨーロッパからアフリカ大陸、南アフリカから南東アフリカ沿岸。

    生態

    基本情報

    国産のコウイカ類の高騰から1960年代にアフリカなどから盛んに輸入されるようになった。
    今では国内でモンゴウイカというと本種などをさし、すっかり食用として定着している。
    また比較的安いすし屋さん、料理店、仕出し料理などにも利用されている。
    おしなべて軟体類のイカやタコは冷凍しても劣化が遅く、品質が安定しているので決して安くはない。

    水産基本情報

    市場での評価 丸のまま冷凍されたものは市場でも定番的な商材となっている。また需要が高く、人気があるのでやや高値で安定している。
    漁法 底曳き網
    主な産地 モロッコなど西部アフリカ

    選び方

    しっかり冷凍されているもの。冷凍焼けで変色していないもの。

    味わい

    旬は不明。
    身が分厚く、旨み、甘みが強い。
    身は柔らかく、熱を通しても硬くなりすぎない。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    調理法 刺身、ゆでる、天ぷら
    刺身は非常に美味。
    冷凍状態を経たためか柔らかい。
    ゆでても美味。
    他には天ぷら。
    ヨーロッパコウイカの刺身刺身

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『新・世界有用イカ類図鑑』(奥谷喬司 全国いか加工業協同組合)
  • 主食材として「ヨーロッパコウイカ」を使用したレシピ一覧

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