メンコガニ

Scientific Name / Cryptolithodes expansus Miers,1879

メンコガニの形態写真

甲長42cm前後になる。甲の色は変化に富む。
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甲長42cm前後になる。甲の色は変化に富む。甲長42cm前後になる。甲の色は変化に富む。甲長42cm前後になる。甲の色は変化に富む。
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★★★
      めったに出合えない
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


      食べられなくはない

    分類

    節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目異尾下目タラバガニ科メンコガニ属

    外国名

    学名

    Cryptolithodes expansus Miers,1879

    漢字・学名由来

    漢字 面子蟹 Menkogani
    由来・語源 面子(めんこ)は鉛、陶器、紙などでできている子供の遊び道具で、お互いにぶつけ合ったり。ぶつけて飛ばしたり、地面に打ち付けた風力で相手方の面子を裏返したりするもの。この面子に似たカニという意味合い。
    面子 古くは泥を焼いたものもあった。紙などを丸く切り、地面などに1枚おき、同じ面子を打ち当ててその風力で裏返しにすると、裏返しにしたものを取ることができる。昭和30年代(1950-60年代)にはテレビのヒーローや野球選手など様々な絵柄のものがあった。甲殻類の形態をいうなら古い泥面子からくるのではないかと思う。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。水深45-60mの砂地。
    富山湾、紀伊半島以北、函館湾まで。

    生態

    基本情報

    ミズダコのカゴ漁に混ざってとれたもの。福島県いわき市久ノ浜では食用にはしないという。珍しいものではないようだが、とても可愛らしい。
    珍魚度 珍しいカニではないが、手に入れるのはとても難しい。漁場、漁港で捨てられるので産地で待つしかない。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    福島県いわき市久ノ浜産
    『大型甲殻類図鑑Ⅰ・Ⅱ』(三宅貞祥 保育社)
  • 主食材として「メンコガニ」を使用したレシピ一覧

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