バターフィッシュ

Scientific Name / Peprilus triacanthus(Peck)

バターフィッシュの形態写真

体長30センチ前後になる。楕円形で側扁(左右に平たい)し、体高が高い。腹鰭がない。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★★★
      重要
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系

    外国名

    学名

    Peprilus triacanthus(Peck)

    漢字・学名由来

    地方名・市場名

    シズ
    備考別名。 

    生息域

    海水魚。北米北東大西洋。ニューファウンドランドからサウスカロライナにかけての大陸棚。

    生態

    基本情報

    昭和40年前後から大西洋沖合で日本漁船が取り始めたもの。
    一時はイボダイの代用品として重要なものであった。
    安い「えぼだいの開き」は本種であることが多々あったようだ。
    これが世界的な漁業の200海里規制(1970年代後半)によって激減した。
    最近ではあまりバターフィッシュの干ものをあまり見かけなくなっているが、過去のもっとも重要な魚であったことは覚えておくべきだ。

    水産基本情報

    市場での評価 鮮魚での入荷はない、干ものとしてとり扱われるもの。値段は国産イボダイの干ものと比べると安い。
    漁法 底曳き網、刺し網
    産地 アメリカ

    選び方

    主に干ものとして流通する。油焼けして変色していないもの。

    味わい

    干ものはしっとりと上質の身で、脂がのっている。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『新顔のさかな』(東京水産大学第10回公開講座編集員会編 成山堂書店)
  • 主食材として「バターフィッシュ」を使用したレシピ一覧

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