カワヒガイ

Scientific Name / Sarcocheilichthys variegatus variegatus (Temminck and Schlegel,1846)

カワヒガイの形態写真

体長12cm前後になる。追い星の出た雄。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱ニシン・骨鰾下区骨鰾上目骨鰾系コイ目コイ科ヒガイ亜科ヒガイ属

    外国名

    学名

    Sarcocheilichthys variegatus variegatus (Temminck and Schlegel,1846)

    漢字・学名由来

    漢字 川鰉
    由来・語源 湖沼ではなく河川にいるヒガイの意味。「ひがい」は琵琶湖での呼び名。

    地方名・市場名

    イシハヤ
    場所福岡県久留米市田主丸町 

    生息域

    淡水魚。流れの穏やかな河川、下流とそれにつながる用水路。
    濃尾平野、琵琶湖注入河川、京都盆地、山口県をのぞく山陽地方、九州北西部、長崎県壱岐。

    生態

    産卵期は4月-6月。

    基本情報

    福岡県田主丸では塩焼きなどになるが、売り買いはされていない。

    水産基本情報

    市場での評価 流通しない。
    漁法 投網、刺し網
    産地 福岡県など

    選び方

    味わい

    旬は春から初夏。
    鱗は軟らかく取りやすい。骨は軟らかい。
    胆嚢の苦みは少ない。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    調理法 焼く(塩焼き、素焼き)、煮つけ
    塩焼き●鱗は軟らかく、胆嚢が苦くないので産卵期などはそのまま塩焼き、もしくはじっくり焼いてしょうがじょうゆで食べてかなり美味。
    雌。
    鱗と皮が香ばしくてうまい。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)
  • 主食材として「カワヒガイ」を使用したレシピ一覧

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