オオホモラ

Scientific Name / Paromola japonica Parisi, 1915

オオホモラの形態写真

甲長140mm、甲幅100mm前後、1キロを超える。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雌成ガニ]
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甲長140mm、甲幅100mm前後、1キロを超える。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雌成ガニ]甲長140mm、甲幅100mm前後、1キロを超える。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雌成ガニ]甲長140mm、甲幅100mm前後、1キロを超える。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雄若い個体]甲長140mm、甲幅100mm前後、1キロを超える。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雄若い個体]第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目ホモラ上科ホモラ科オオホモラ属

    外国名

    学名

    Paromola japonica Parisi, 1915

    漢字・学名由来

    漢字 大ほもら Oohomora
    由来・語源 ホモラは、ホモラ科、「Homolidae」 をそのままつけたもの。ホモラ科の中でも大型になるという意味合い。
    酒井恒の命名だと思われる。

    地方名・市場名

    ショイガニ[背負蟹]
    場所静岡県沼津市 

    生息域

    海水魚。水深230-370m。
    相模湾〜土佐湾、種子島。ハワイ諸島。

    生態

    基本情報

    ホモラの中では大型のもの。博物館に寄贈してもいいといったものかも知れないが、産地では売り買いの対象になっているし、食べることに問題はない。
    非常に珍しいもので、食用とはしない。

    水産基本情報

    市場での評価 珍しいもので産地などでまれに売り買いされる。やや高い。
    漁法 底引き網
    産地 愛知県

    選び方

    原則的に生きているもの。

    味わい

    旬は不明。
    甲羅は比較的硬く、脚は細く身は少ない。甲下の身も少なめ。
    熱を通すと痩せるが甘みがあり、みそも美味。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    オオホモラの料理・レシピ・食べ方/蒸す

    蒸オオホモラ ていねいに流水で表面の汚れを取る。これを10分ほど蒸す。蒸し時間は大きさによって変わる。
    大きさの割りに食べるとことは非常に少ない。甲羅下にはほとんど筋肉がないがていねいにつつき取ると、それなりに可食部はある。脚の肉は甘みがあり、色合いも美しい。みそも濃厚なうま味を持つ。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/堀さんと愛知県幡豆郡一色魚市場「魚清」 
    同定と本種の情報/駒井智幸さん(千葉県立中央博物館)
    生態など『相模湾産深海性蟹類』(葉山しおさい博物館)
  • 主食材として「オオホモラ」を使用したレシピ一覧

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